昇進してもな〜割に合わないし…
リーダーだけにはなりたくない!
「昇進だけはいや!😱」そういった人が介護職では特に多いのではないでしょうか?
介護業界ではユニットリーダー・介護リーダーになったとしても、
昇進・昇給したところで上がるのせいぜい5千円〜1万円のみ。
しかも、
- 一方で給料に見合ってない仕事量の多さ
- さらに加えて管理者として責任が重くなる
などなど…
通常業務も並行して仕事をしないといけないので、決してラクなものではありません。
介護リーダーなんてやってられないよ!
介護業界では管理職になると、
あまりにも理不尽な扱いをされることをみな知っているため、
「管理職になりたくない!」と思う方は決して珍しいことではありません。
実際に管理職を断って、平社員として働くことを選択する人もいるでしょう。
しかし、ここである一つの悩みが出てくると思います。
それは…「平社員のままだと給料がまったく増えない問題」です。
個人的には管理職を断って平社員のままでも全然と良い思います!
むしろプライベートや健康を大切しているという意味で素晴らしい選択だと思います
だけども、お金の問題だけは解決しようがありません…。
平社員のままでいても、
給料は増えず、年齢を重ねるごとに体力がなくなっていき、「介護の仕事を続けたいのにも続けられない😰」という状態になってしまうでしょう。
今よりも給料は上げたいけれども、管理職にはなりたくない!
だけど、平社員のままだと給料上がらないし…
もうどうすればいいの〜😭💦
結論からいいますと、
→平社員のまま給料を上げたいなら、給料が高い施設へ転職を繰り返す!
現状としてはこれしかないと思います。
介護士が昇進をしないで、給料アップするには「場所」がなにより重要になってきます。
どうも、サトウです!😆 (@kokuto_uma)
今回は介護士が昇進しないで給料を上げる方法についてお話ししたいと思います。
この記事の結論について
給与を上げたいなら「場所」を意識する
給料が安い!給料をとにかく上げたい!
そう思うなら、転職を繰り返して給料が高い施設に転職する必要がありますが、
給料が高い施設を選ぶときに意識したいことがあります。
それは「場所」です。
場所?それがなにか給料関係あるの?
それが大きく関係してるんですよ!
職種によって給料が違うことは誰だって知っていますが、
同じ職種なのに「場所」=都道府県によっても給料は大きく変わってくるのをご存知ですか?
これは「doda」のデータを参考にしたものなんですが、
関東が「422万円」に対して、私が以前いた東北(福島県)は「369万円」…
都道府県が違うだけで、驚きの「53万円」もの差があります。
ざっくりですが、大体”ボーナス2回分は損してる”ということです。
海外へ移住したわけでもなく、県をまたぐだけですよ?
それなのにこれだけに差があります。
車で何時間か走れば関西圏にいけるぐらい近いもんね!
もちろん、あくまでも平均なのですべての職種で東北より関東が上回っているということではありません。
しかし、このデータを見ただけでも単純に「都会のほうが給料水準が高い」ということがわかると思います。
また、福島県からさいたま市へ移住してきた筆者の個人的な主観でも、
求人をくらべた時に、あきらかに福島県よりもさいたま市のほうが給料水準が高く、福利厚生も手厚い内容の求人ばかりでした。
個人的な話ですが、私自身も介護士として転職に成功し、無事に年収100万円アップすることができました!
もともとが夜勤込みで320万円と低かったこともありますが…😅
Twitterを眺めていると同じような意見を多く目にしました。
データ、個人的な体験、客観的にみても、
田舎から都会に引っ越すことで”ボーナス2回分が増える「約50万円以上も得している」”とおわかりいただけたと思います。
介護士は経験・技術・知識・資格などによって給料に差はでると思いますが、
もっとも手軽で誰でも明日から給料を上げる方法としては、
「田舎から都会へ引っ越すこと」これが個人的には一番のオススメです。
介護士が介護リーダー、ユニットリーダーを避けないといけない3つの理由
給料をあげたいから管理職をやるぞ!
と思っているなら、管理職だけは避けましょう。
大事なのでもう一回いいます。絶対に管理職だけはなってはいけません!
決してフリでないですよ!ガチで管理職だけはならないようにしましょう。
介護業界からしたら、
いやいや!管理職やってよ!
人手不足・育成不足で大変なんだよ?
といわれそうですが、介護士としての個人的な幸せを考えると正直オススメできません。
なぜ「昇給=管理職」はオススメできないのか?
理由としては3つあるので、一つずつ解説していこうと思います。
仕事が大変なわりに対価が見合ってない
管理職になると、とにかく仕事量が多いです。
そして、そのわりには対価が見合ってない!これに限ります。
ブラックが多い介護業界では管理職になる時の「暗黙のルール」というモノがありまして…
”サービス残業があることが前提”で話が進んでいくことがあります。
リーダー業務任せるけど、
もちろん今まで通りの仕事もしっかりやってね!
いやいや!通常業務で手が一杯だし!仕事終わらねぇ!
仕事の時間内では終わらない。
しょうがないから残業するか…
その結果…
→毎日サービス残業確定!😱
といったことが珍しくありません。
むしろ、リーダー業務をやった人なら経験したことがあるのではないでしょうか?
・書類の作成
・新人の教育
・会議への出席
などなど…。
これらのリーダー業務をしならがら、現場の仕事もしなければいけないので残業になるのは当然ですよね。
それでも仕事を頑張った分、給料が払わってもらえばいいんですが…
多く場合は残業手当がつかないサービス残業扱いにされることが多く、「頑張っても報われない😭」と感じることが非常に多いです。
※もちろん法的にもアウト
いわゆる「やりがい搾取」ですよね。
そして、責任だけが増えていくと…。
どうですか?こんな「名ばかり管理職」やりたいと思います?
管理職になると「給料は増えるけども、働く時間がとても増えるため、実質賃金がむしろ下がっている」といってもいいのではないでしょうか?
ユニットリーダー・介護リーダーは人間関係がとにかく大変!
なんといってもリーダー業務のツラさといったら、「人間関係の調整・上からと下からの板挟み」ではないでしょうか?
ある特定の職員から不満を言われたら解消するためのアイデアを考えだせさないといけませんし、
アイデアによってが不公平感が生まれないようにするバランス調整をする必要もあります。
さらに上司から介護現場の働き方や職員の指導についてつっこみを受けたり、口をだされることもあると同時に、職員の不満を上司に伝える調整役をしないといけません。
言いたくない意見でも必ず伝えなければならず、
嫌われ役になるうえ、上司と職員どちらからにも結果をもとめられるので非常にストレスがかかりやすいです。
今までは仲間として見られていたのに、介護リーダーをするようになってから嫌われてしまった…
そういったことが日常的にあります。
問題あるたびにリーダーが動く必要もあり、ひどい時は毎日のように問題解決に動く場合もあります。
もちろん、”デスクワーク+通常業務も同時並行で仕事をこなしながら”です
こんなに忙しいのに他の職員と5000〜1万円しか給料が変わらないって本当に納得できますか?
働きすぎて体調を崩す可能性がある
日々の介助業務に加えて、
- リーダー業務全般
- シフトの穴埋め(欠勤者がでたらかわりに出勤)
- 上司、部下からの相談・報告
これらをすべてを同時並行で仕事をしないといけないため、働きすぎて非常に体調を崩しやすくなります。
さらに、仕事が終わらない場合は仕事を休みたくても休めない状態が続くことになります。
やることが多過ぎて疲れをとる休みたいけど、休めない!
プライベートでやりたいことができない!
”心身ともに疲労”そういった状態に介護リーダーはなりやすいのです。
最悪の場合はバーンアウト(燃え尽き症候群)や働きすぎて過労で倒れてしまうことだってあります。
そのせいで、働けない身体になったりすることもあります。
家族など大切な人がいた場合も、一緒に過ごせた貴重な楽しい時間や家族からの信頼を失うことになりかねません。
「働き過ぎによって自分の健康や家族・友人・パートナーを犠牲することになる」
そう考えると果たして、本当に介護リーダーになる必要があるのでしょうか?
たった5000〜1万円の手当をもらうために、なにかを犠牲にしてまで介護リーダーをする必要がありますか?
他に大事にしないといけないモノあるのではありませんか?
介護リーダー、ユニットリーダーになるまえに一度冷静になって考えてほしいのです。
給料をもっと上げたいなら派遣社員という選択肢もある
転職に成功して給料アップをしたとしても、
満足できない!もっと給料をあげたい!
そういった人もいるでしょう。
それなら都会限定になりますが、「介護派遣」という働き方がおすすめです。
都会の介護派遣は、田舎とくらべると時給・単価も非常に高く、自由な働き方(Wワークなど)ができるため都会では派遣として働いている人が非常に多いです。
「夜勤専従」「日勤帯だけ」といった契約形態もあり、働き方も自分に合わせて仕事をすることができます。
ほかにも派遣社員として働くことをオススメしている理由として大きく2つあります。
給料もモチベーションUP↑!
正社員だとどうしても月給制なのでどれだけ働いて頑張っても一定額しかもらえません。
それにくらべて介護派遣なら、「働いた分、頑張った分だけ給料が増える!」というのは正社員にない魅力ではないでしょうか?
もちろん、風邪やケガで休んでしまった時など働けなくなった場合は給料少ないですし、
そうならないように普段から健康管理には気をつけないといけません。
ハメを外したりできない!不自由に感じる!
そう感じる時があるかもしれません。
しかし、普段から健康にも気をつかうことで、
結果的に生活習慣病を防げたり、健康的に長生きできたりと最終的には年齢重ねるごとにありがたみを感じるのではないか?そう思います。
自分の身体は一生乗り続ける取り換えのできない車と同じです。
「自分の身体を大切する」というのは実は生きていく上で一番大切なことではないでしょうか?
働き方が自由!自分に合わせた働き方ができる!
介護派遣って派遣切りもあるし、不安定じゃない?
なんか不安だよ…
たしかに人手不足の介護業界でも、派遣切りがあるのは事実です。
しかし、その分「自由度が高い」ともいえるのです。
派遣は自分が自分が希望とする、理想の生活に合わせた条件で仕事を探すことができます。
正社員では会社の都合で勤務時間、勤務地などに縛られてしまい、
自分が希望としない雑務(委員会・行事やレクリエーションなど)をしなければいけない時だってあります。
たしかに正社員だと雇用は安定しているとは思います。
しかし、その代償としてずっと給与が変わらないまま人生を一生そこに縛られることになります。
それに比べて、
好きな場所で好きな時に働きたい時に働いて、働きなくない時には働かないない働き方ができる「介護派遣」って実は理想な働き方なのではないでしょうか?
そう考えると案外派遣社員という働き方もアリなんじゃないかな?とそう感じます。
今回の一言まとめポイント💡
「転職するだけで年収100万円アップする」
これは嘘ような本当な話なんです。
田舎から都会にくるだけでそれぐらい給与が大幅にアップするんです。
介護士は「給料があがらない!😭」とそう悲観することはありません。ユニットリーダーや介護リーダーにならなくとも給与を上げる手段はあります!
ですから、どうかお金のために自分の人生を仕事にささげてもいいと仕事優先な生き方を選ばないでください。
仕事に人生をささげて生きてもなにも残りません。
人生というのは仕事以外に本当の大事なモノがあるのではないでしょうか?
少しでもお役に立てれば嬉しいです!それではまた!