仕事での人間関係って疲れるな〜
気疲れするし、あんまり上手く話せない・・
どうしたのものかな〜
「うまく人と話せない・・・」特に、内向的な人(興味や関心が自分にばかり向かう人のこと)は誰しも悩んだことはあるのではないでしょうか?
「コミュニケーションをしたくても、いざ話してみると頭が真っ白になって言葉がでない」「会話が続かず、すぐに話が終わってしまう」
といったことは内向的な性格の人なら、あるあるですよね。
仕事、学校、プライベートなど様々な場所で必要になってくる“コミュニケーション能力”。
そんな“コミュニケーション能力”を内向的な人でも身につける方法があるって知っていますか?
どうも、サトウです!😆
今回は練習すれば誰でも身につけられる社交力についてお話ししたいと思います。
この記事の結論について
コミュニケーション能力はスキル
「外交的な人はもとから社交スキルがあってうらやましい」
とよくいわれますが、それは違います。
あくまでも人付き合いが好きだから、その過程で社交スキルを学んでいるだけに過ぎません。
私たち内向的な人(私の場合)が読書が好きだから、その過程で読解力を身につけるように、
「好きなことをしていたら、いつ間にか身についていたもの」なのです。
だから私たち内向的な人が“社交スキルが無くて”あたり前なんです。
「コミュ症だからなんだ!私は練習してこなかったから出来ないだけだもん!」と開き直りましょう!
つまり、
社交スキル=生まれ持った才能 ではなくて
社交スキル=身につけることができる技術
ってことか!
人によって得意、不得意があるかもしれませんが、
技術は練習さえすれば誰にでも身につけられるため、内向的にでも身につけられることができるのです。
目的を決めて社交をする
まずは、必ず目的を決めましょう!
目的を曖昧にしていると会話が続きません。あなたは何の為に相手と会話しているのか?それをはっきりとさせるのです。
・なんでそんな考え方になったのかを知りたいのか?
・相手を説得したいのか?それとも相手か、周りに印象を良くしたいだけなのか?
目的を持たないで会話するのは、目的地もないのにこれから船で海に出かけることと同じことです。
フラフラとただ海を漂うように、ただ会話をするだけでは、何も得るものはありません。
「今日は天気がいいですね!」
「そうですね。良い天気ですね」「・・・」
目的もないのに話始めると、これでは相手も「そうですね」としか返答してくれませんし、会話も続きません。
「今日はご機嫌ですね。何か良いことありましたか?」
「わかりました?実は・・・」
「今日は相手の機嫌が良さそう?どうしたんだろ?」となぜ相手の機嫌はいいのか?“相手を知りたい”という目的を持っている場合です。
こうすると相手も「実は・・」と返答してくれますし、会話も続きます。
つまらなそうに会話していても、それは相手も同じこと。
例えば、電話越しで話していても「あ、この人つまなさそうだな」と気づくことはないですか?
それぐらいわかりやすいのです。直接顔を合わせる会話なら尚更バレバレです。
いくら隠したところで、相手にはこちらがつまらないと表情や態度でわかってしまうのです。
ただ会話するのではなく、相手にことについて知りたい!と目的を持つだけでも、雑談に楽しみを見つけ、「私はあなたに興味津々です!話を聞きたいです!」と態度や表情に出すだけでも相手に好印象を与えることができるのです。
マインドセットを決めて社交する
目的を決めたら、次にマインドセットを決めましょう!
※マインドセットとは?
無意識の思考のクセ・思い込みのこと。自分に言い聞かせる暗示のようなもの。
会話が苦手という人の中にはもしかしたら「会話には勝ち負けある」と思っている人がいるかもしれません。
特に負けず嫌いな人がやりやすく、無意識のうちに
「そんなことも知らないの?」
「いや、それは違うよ」
と相手を否定したり、物知りアピールをしていることが多いです。
私の方が優れている!私のほうがすごんだぞ!と相手を見下している状態
いわゆる「マウンティング」をやっているのです。
これでは相手は気分が悪くなり、会話がなくなるのも当然です。
会話は勝ち負けではなく、
「相手と自分がお互いにどうすれば気持ち良く会話できるか?」そう考えるとわかりやすいと思います。会話をする時は相手に花を持たせるぐらいの気持ちを持つといいかもしれませんね。
〜社交をする前のマインドセット〜
2、この社交での目的は理解と学習、勝利ではない。(マウティングをしない)
3、意見が合わない人の場合、なぜその考えに至ったかを知る。しかし、同じ意見に合わせる必要はない。
4、会話におけるパートナーシップとは、他人の意見も大事にすること。そして自分の意見も大事にすること。
会話や雑談をする前に一旦落ち着いて、この4つをまず思い出しましょう。
最初からいきなりは難しいので、1つ覚えたら、2つ覚える。2つ覚えたら、3つ覚えるといった風に一つずつ覚えていくといいと思います。
安易に同調はしない
意外とやりがちなのが、相手に嫌われるのが怖いからといって安易に同調すること。これは相手に期待させて、落とす行為なのであまりオススメはしません。
「この人も同じ考えなんだ!」と思わせてしまうので、
「私はこういう考えなんだ。だけどもその考えもいいね」とハッキリと伝えましょう。
しかし、
そうはいっても「いざっ会話!」となるとしり込みしてしまいますよね。
そこで以下の2つ点を意識しましょう。
1つ目は、先ほどの「〜社交する前のマインドセット〜」
2つ目は、この「相手に余裕を与える」というのは相手に会話を安心させると共に、自分に言い聞かせる暗示(宣言効果)になっています。
※宣言効果とは?
目標を宣言するとその目標を達成率が上がる心理効果。
実際に使える例として挙げると
会話を始める時
「あなたに興味があります。しかし、言いたくないことがあれば、言わないくていいですよ」と相手に興味をもってることを伝えつつ、余裕を与えることで相手は安心して会話することができます。
さらに、安心させることで相手は普段は話さないことを話してくれるかもしれません。そうすれば、相手とより深い関係を築くことができます。
好奇心を発動させる
自分の体験や好きなものを理解、共感してくれるとすごい嬉しいですよね。
それと同様で相手も自分の体験、好きなものに理解、共感して欲しい!と思っているんです。
そこで「好奇心」です。
・どこに住んでいるんだろ?
・好きな趣味はなんだろ?
と疑問に思ったこと口に出して聞いてみましょう。
最初は勇気がいるかもしれませんが、どのような形であれ、相手に一言質問するだけでも「私はあなたに興味があります」と伝えられているはずです。
しかし、いきなり話せといわれましても・・・
そうだよね!そこで今回は“実際に使える質問を6つ”ほど紹介するから、それを言えるように練習してみてね!
実際に使える質問集
スポーツが好きと聞きましたが、スポーツに対してなにか思い入れが強かったりするんですか?
実用例:
スポーツについてお詳しいですね。その知識ってどこで知ったんですか?
実際に使える例をそのまま使うのもいいですが、参考にして自分になりに質問を考えてもいいと思います!
内向的な人は話す内容(レパートリー)が少ないため、事前に話す内容や質問を決めておくとスムーズに会話が進むと思います。よければ参考にしてみてくださいね。
禁止行為を決めて社交する
マインドセットの次はやってはいけない禁止行為を決めましょう!
ついついやってしまいがちな禁止行為について解説していきます。
1、自分のことばかりを話す
相手をいったことにきっかけで自分の話ばかりしていませんか?
これは内向的な人が多く、好きなものへの愛が強いため生じる問題です。
「こんなに素晴らしいものなんだよ!」と伝えたいあまり、一方的に話してしまうのです。
会話は言葉のキャッチボールです。自分のことを話すことも大事ですが、相手の話を聞くのも非常に大事なことです。
2、自分の考えを押し付ける
あなたはこうすべき!道徳的なもの、世間のルールに従え!みたいなもの。自分の信念を押し付けていませんか?
誰がどんな信念を持とうとそれは人それぞれ、自由です(倫理観を欠くものをそ除いて)。自分の信念を大事することはいいですが、それと同じくらい他の人の信念も大事にしましょう。
3、反論された時感情的になり、言い返してしまう
相手に反論された際、つい感情的になって言い返したりしていませんか?
相手に反論された場合は、感情的にならず礼儀正しくかつ、好奇心をもって
「そういう考えた方もあるんですね。なぜそう思ったんですか?聞かせてもらっていいですか?」と反論する理由を聞いてみましょう。
もしかしたら、「そういった考えもあるんですね!なるほど!」と自分の新たな気づきになることがあるかもしれませんし、理解を示すことでその方と仲良くなるチャンスかもしれません。
言い争うのではなく、相手に理解をしようと努めることが社交では重要なポイントです。
今回の一言ポイント💡
どんなにコミュニケーション能力が高い人でも最初から話が上手だったわけではありません。誰でも最初は初心者なんです。そこから、練習を積み重ねては失敗をしてを繰り返して上手くなっていくのです。
最初は慣れないことでうまくいかないことが多いと思います。しかし、一度身につければ一生使えるスキルとなり、あなたの人生にきっと役立ちます。
なにより人間関係を大事する内向的な人が、社交性を身につければ今より多くの人があなたの魅力に気づいてくれ、たくさん友人に囲まれた人生を送れると思います。
少しでもお役に立てれば嬉しいです。それではまた!