子どもは、親が言った何気ない言葉でも、その言葉で心に傷がつき、一生忘れない瞬間になってしまうこともあります。
あなたもそんな経験があるのではないでしょうか?
毒親ってわけじゃあないんだけど…。でも、親だからってそんな言葉使って良いの?
親だからってそれは言い過ぎでは?
「毒親」といっても、しっかりした基準・定義がないため、
毒親とは呼べない、どうてしても自分の親が毒親か確証が得られない時ってありますよね。
今まで育ててくれた親に対して、「毒親」なんて言葉を使っていいか、ためらってしまうことがあると思います。
しかし、
たとえ毒親とは思えない。毒親ではなくても、あなたを傷つける言葉を話す親からは離れたほうがいいかもしれません。
あなたは親からの言葉で傷ついていないでしょうか?
もしよければ、これから紹介する言葉を参考にしてみて下さい。
どうも、サトウベアーです!(@KmoWyxoTbqIn70Q)
今回は毒親じゃなくてもこんな言葉を話す親からは離れたほうが良い!についてお話ししたいと思います。
言葉はその人の品格を表す!こんな言葉を話す親は要注意!
「言葉というのはその人を品格を表す。」
普段使っている言葉から、その人の器なり人格なりがある程度読み取ることができますよね。
また、それだけではなく、相手に対して思いやりの心が足りないと見事に言葉として表れるわけです。
たとえば、親があなたに対して持っている感情や気持ちも普段の言葉使いからわかるものです。
大切に思っているなら、あなたを傷つけないような言葉を選んで使っているし、
大切に思っていないなら、あなたを傷つける言葉を選んで使っているものなのです。
あなたの親はあなたのことを本当に大切に思っている言葉使いで、あなたに接しているでしょうか?
毒親だと思えなくても、これから紹介する言葉を話す親は注意が必要です。
誰か育てたと思ってるんだ!誰のおかげご飯が食べられているんだ!
誰か育てたと思ってるんだ!誰のおかげご飯が食べられているんだ!
こういった言葉は子どもを拘束・制限する親が使いがちな言葉です。
そういった言葉を使う親は、親子関係を愛情で築かれているのではなく、親子関係を「取引」だとおもっている節があります。
愛したくれた分、かわりになにかしてもらえるのが当然だと思っており、損得勘定で親子関係が決まってきます。
損得勘定が悪いというわけではありませんが、
子どもに常に見返りを求めるため、お金・愛情・時間あらゆるものを子どもから回収しようとして、一生子どもの人生自体を拘束しようとします。
もしこの言葉を使っていたら、あなたが生きたいように生きる自由を決して認めることはないでしょう。
あなたのためを思って言っている。
あなたのためを思って言ってるのよ?
こういった言葉は子どもをコントロール・支配しようとする親が使いがちな言葉です。
何にでも干渉し、細かく指示し、思い通りにしないと気がすまない親であること特徴です。
特に、親のいうことを聞かせたい時、子どもから反論された時に「あなたのためを思って…」という言葉で子どもの気持ちを抑えつけようとします。
本人は子どもためのことを思っての行為であることが多いですが、
本当は親自身が子どもを支配しやすくするため、親が子どもより優位に立ちたいと思っている時に無意識にでてしまう言葉でもあります。
もし、この言葉をあなたの親が頻回に言っていたら、あなたをコントロールしようとしているのかもしれません。注意が必要です。
なんでお前はこんなこともできないんだ!・ここがおかしい!
なんでお前はこんなこともできないんだ!お前のここがおかしい!
こういった言葉は無意識のうちに、子どもは自分よりも格下・弱い存在と思っている親がよく使う言葉です。
こういった言葉を使う親は”子どもは愚かで弱い存在であり、親が手取り足取り導いてやらないといけいない”と思っている節があり、
「私がせっかく教えたのになんて情けない・なんで教えた通りにできないんだ!」という気持ちの表れでもあります。
こういった言葉は子どもが「ダメなやつなんだ。変な人間なんだ。😞」と劣等感をもつ原因の一つであり、大人になっても自分に自信を持てなくなる原因にも繋がります。
もし、自分に自信が持てないのだとしたら、それは親の言動が原因の一つかもしれません。
自信を持つためにも親からの早めの自立をオススメします。
もっと親のメンツ・顔を立てろ!
もっと親のメンツ・顔を立てろ!
こういった言葉は子どもの気持ちよりも世間体や見栄を優先する親が使いがちな言葉です。
子どもを自分の所有物とみなしており、所有意識が強い親です。
子どもは親にとって、都合のいい道具であるため、子どもの気持ちはほとんど考えていません。子どもの気持ちよりも世間体や見栄を常に優先します。
まるでペットのように扱われ、一人の人間として扱われないことが多いです。
あなたは親にとって都合の良い存在として扱われていませんか?一人の人間と扱われていますか?
心当たりがあったらなら要注意です。
子どもを罵倒する・脅す
「うるさい!」「ばか!」「役立たず!」
親の言うことを聞かないなら、〇〇するぞ!
こういった言葉は自分の教育が一番正しく、間違ったことは一つもしていないと思い込んでいる親が使いがちな言葉です。
罵倒や暴言・脅しを「これはしつけだ!」と言って、「罵倒・暴言や脅し=教育」と勘違いしているところがあります。
罵倒や暴言・脅しがたとえ子どもを深く傷つけていても、「少し厳しくしつけることもあったが、それは愛情からやっていることだ。いつか子どももわかってくれる。」と信じて疑いません。
しかし、通常の感覚をもっているならわかると思いますが、
こういった言葉は子どもの心を傷つけるだけで、子どもに悪影響しかありません。
子どもに自己肯定感や自信を無くさせる言葉のたぐいです。
本当なら親は、子どもが自分自身を信じ、自分の能力を信じることを教えなければなりませんが、その認識が歪んでいることがあります。
たとえ親であろうとも、いかなる理由があろうとも罵倒や暴言・脅しが正当化されることはありません。
もし使っていたら、その親からは真っ先に離れるのがいいでしょう。
兄弟姉妹や友達に優劣をつける
なんで兄弟姉妹・友達のようにできないの?兄弟姉妹・友達はできるのにね…。
こういった言葉は自分に対して劣等感を持っている親が使いがちがな言葉です。
自分自身の劣等感が強いばかりに子育てが他の子どもよりうまくいってないと、
まるで自分がダメな親だと言われているような気がして、我が子へ「他の子はできてるのに、なんであなたはできないの?」のとプレッシャーを与えてしまうのです。
「なんで兄弟姉妹のようにできないの?」「友達はできるわよ?」と兄弟姉妹や友達と優劣を比較する教育は、子どもが自尊心を失い、子どもが自分自身を大切にできなくなる原因を作らせます。
あなたが自分を大切にできないのはもしかしたら、親から他人との優劣をつけられて育ったせいなのかもしれません。
もし今も兄弟姉妹・友達を比較される言葉を言われているようでしたら、その親からこれ以上影響をうけないためにも親から離れて暮らすことをオススメします。
生まれてこなきゃよかったのに。
あなたなんて生まれてこなきゃよかったのに…。
はっきりいいますが、これを親からあなたが言われたなら、親子関係は終わりです。
言われてしまったら議論の余地なく、「親子の縁を切ったほうが良い」といった言葉のたぐいです。
なぜなら、あなたの存在の否定だからです。これは「親のためにあなたは今すぐ死んでください。」と言ってくるようなものです。
こんな言葉を言われたら、何もいわずに今すぐにでもその親から離れたほうがいいでしょう。
今回の一言まとめポイント💡
「そういえば、こんな言葉を言われた!😣」
「同じことを言われた!😢」
といった言葉が見つかったでしょうか?
もし言われたのでしたら、
たとえ毒親じゃなくてもあなたは親から離れたほうがいいかもしれません。
また同じような言動を言われて、傷つく可能性が高いです。
親、家族だからって何を言ってもいいわけではありません。親だからって関係ありません。あなたがつらい思いをしているのなら嫌な人からは離れてもいいんですよ。
ここまでお読みいただきありがとうございました!
あなたが幸せになれるよう心から祈っています。