毒親育ちは幸せになりたいなら、完璧・完全は目指すな!完璧主義はやめよう!

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毒親から逃げる方法ついて

※この記事はプロモーションが含まれています。

なんでも完璧にやらないと気がすまない!

だけど、完璧を目指そうとすると仕事でもなんでも頑張りすぎて、疲れてしまう…

そういった悩みを抱えていませんか?

実はそれって「完璧主義」と呼ばれるものかもしれません。

「いつまでも経っても幸せを感じられない…。」

「どれだけ頑張っても満足感を得られない…。」

と言う毒親育ちの方は、ぜひこの記事に目を通していってください。

もしかしたら、その悩みが解決するヒントが見つかるかもしれませんよ。

サトウベアー

どうも、サトウベアーです!(@KmoWyxoTbqIn70Q)

今回は毒親育ちは幸せになりたいなら、完璧主義をやめようについて話したいと思います。

この記事の結論について

完璧主義はデメリットのほうが大きいので改善した方がいい。

・完璧主義はどんどん人生を不幸にする。

・完璧主義になった原因はもしかしたら、毒親かもしれない。

完璧主義ってどんなの?

まずはじめに、完璧主義ってどんなものなのか?

「はじめて聞いた、わからない😥」という人もいると思うので、簡単に紹介しようと思います。

完璧主義とは?

物事に不十分な部分があることを許さず、不足や欠乏のない状態であることを求める考え方や性格などを指す表現。妥協を許さないさま、ほどほどの加減を知らないさま。

Weblio辞典より引用

簡単にいうと、

なんでも完璧にできないと落ち着かない状態のことを「完璧主義」と言います。

完璧主義の特徴としては、他人にも自分にも厳しく、責任感が非常に強い一方で、

他人の評価を気にしたり、ミスや失敗を許せず、頑張り過ぎてしまう傾向があります。

しかし、理想を目指そうと何事にも努力をするので良い結果を出しやすく、誰からも信頼されやすいため、

責任がある仕事で成果を上げたり、責任者やリーダーに選ばれることが多々あります。

サトウベアー

あなたは思い当たる節はありませんか?

完璧主義って実はメリットよりもデメリットのほうが大きい?

一見すると「完璧主義」って、何事にも完璧を目指して頑張るので良い成果を出せたり、誰からも信頼されやすいので、完璧主義ってすごく良い響きに聞こえますよね。

でもそれって、

良い面しかみてない見ていないから、すごく良いイメージを持ってしまうんです。

何事にもメリット・デメリットがあり、完璧主義も例外ではありません。

実は完璧主義って「”仕事”と”プライベート”」この両方において、

メリットよりデメリットのほうが遥かに大きいので、改善したほうがいいんです。

たしかに完璧主義にも、

  • 何事にも丁寧
  • 責任感が強い
  • 信頼されやすい

など色々なメリットがありますが、

それを上回るぐらいデメリットがあります。

完璧主義のデメリットについてどんなものがあるのか?

これから紹介しようと思います。

完璧主義のデメリット

①自己嫌悪・自責思考になりやすい

完璧主義の人は、何事も完璧に行おうとします。そのため、一度でもミスや失敗をしたり、理想と違ったりすると落ち込みやすく、その原因を自分のせいにすること(自己嫌悪・自責)が多い傾向にあります。

また、失敗を取り返そうと焦った結果、またミスや失敗を繰り返したり、やる気が空回りしてしまうこともあります。

②満足感を得られない

完璧主義の人は、完璧な状況でないと満足感得ることができません。

そのため、焦燥感に襲われ「もっと上手くやらないと…、完璧にやらないと…」と常になにかに追われているような、焦っている気持ちをずっと抱えることになります。。

また、満足感が得られないため、充足感がなく精神的にも不安定になりやすいです。

③人間関係うまくいかない

完璧主義の人は、自分の価値観を他人にも押し付けることが多いため、人間関係がうまくいかないことが多々あります。

「自分のマイルール・価値観に合わない人を許せない」といった思いが強く、価値観が合わない人とはトラブルが起こりやすいです。そのため、会社でもプライベートでも孤立しやすい場面が非常に多いです。

④失敗を恐れやすい

完璧主義の人は、失敗やミスをすごく恐れやすくなります。

そのために慣れていないことだと取り組むのが遅くなったり、新しいことに関して挑戦できなくなる傾向があります。

また、完璧を目指すあまりに「これは完璧にできそうにない…。」と感じると、その取り組みや仕事を放棄したりすることがあります。

⑤ストレスをためやすく、失敗すると引きずりやすい

完璧主義の人は、責任感が人一倍強く、自分一人の力でやり遂げようとする意思が非常に強いです。

そのため、周りの人間を頼れず、自分一人でストレスやプレッシャーを抱え込んでしまうこと多いです。

そのため仕事では抱えている仕事量が多くなり、ストレス過多になったり、ストレスで影響で失敗しやすくなったります。

また、その失敗を引きずりやすく、失敗を取り戻そうと焦ってまた失敗を繰り返し、自信を喪失する。など悪循環に陥りやすいのも特徴です。

⑥余裕がなくなる

私生活や仕事でもそうですが、常になにかしらの努力をしているため、余裕がなくなりやすいです。

そのため何かしらのトラブルや予想外の出来事が起こった時にすぐに対処できません。

また、気持ちに余裕がなくなるため、周りや大切な人に八つ当たりをしてしまうことがあり、後からになって、八つ当たりしたことを後悔して、自責の念や自己嫌悪を抱くこともあります。

人生をどんどん不幸にする完璧主義

そして、完璧主義というものは、

メリットよりデメリットが多い上に完璧主義は人生を幸せにするどころか、

人生を不幸にしてしまう性質を持ち合わせています。

ずっと満足感を得られない

完璧主義でいる間はずっと満足感や充足感を得ることできません。

何事にも「完璧でなければならない…。」といった感情に囚われることになり、常になにか足りないといった気持ちに襲われます。

しかし、この世の中、よほどの天才でない限り完璧にできることなんてほとんどないので、ずっと飢餓感を抱えて、苦しい思いを抱えて生きることになります。

サトウベアー

飢餓感がずっとあるので、それを埋めるために刺激的な関係や体験を求めることもあります。

周りから孤立する

周りとの価値観の違いから孤立しやすく、孤独になりやすいです。

他人と仲良くなりたくても、完璧を目指すあまり、他人の価値観が受け入れるができず、他人の価値観を否定してしまうことが多く、他人と関わってもトラブルやケンカに発展しやすくなります。

また、自分を弱みを出せないばっかりに、他人からは警戒されやすく、関わりずらい印象を持たれてしまって、

「誰からも理解されない。」と感じ、誰にも頼れず、孤独感・疎外感をずっと抱えることになります。

サトウベアー

孤独感・疎外感などの弱みを利用されて、ロマンス詐欺などに騙されることも!

自責・自己嫌悪がより悪化する

完璧主義は自責・自己嫌悪をどんどん悪化させていきます。

完璧にできないのが当たり前なのに、完璧にできない自分に対して不快感を抱き「なんでできないんだろ…」「こんな自分なんて大嫌い」と自分を責め出してしまうのです。

完璧主義でいる限り、自己嫌悪が改善されるどころか、悪化し続け、

いつまでも自信が持てなかったり、失敗を恐れるあまりに新しい挑戦をしなかったり、消極的な行動しかとることができません。

最終的には精神病を発症しまったり、弱みにつけ込まれ悪い人間に利用されたりするなど悲惨な人生を送りやすいです。

サトウベアー

完璧主義でいるかぎり不幸な人生になりやすいのでしまうの要注意です。

毒親育ちが完璧主義になったのは毒親に原因がある?

  • 完璧主義はメリットよりデメリットのほうが多い
  • 完璧主義を人生をどんどん不幸にする

ということを紹介してきましたが、

ここでなにか疑問に感じませんか?

なぜこんなにも自らを不幸にするのに、あなたは完璧主義になる選択をしてしまったのでしょうか?

自分自身を苦しめるだけなのに?

もしかしたら、あなたが原因ではなく、

「あなたの親(毒親)」があなたを完璧主義にさせる原因を作ったのかもしれません。

親から完璧であることを求められたから。

毒親育ちが完璧主義になる原因として、

「親から完璧であることが求められたから。」というものがあります。

わかりやすい例としてあげると、いわゆる教育熱心な親がそれにあたります。

たとえば、学校のテストで90点をとったとします。

通常ならそれだけで「よくやったね!すごいね!」と褒められますが、教育熱心な親の場合は違います。

子どもへの過剰な期待から、

褒めるどころか「なんで100点がとれなかったの?」責め出してしまうのです。

他にも満点をとれなかったら睡眠時間を削るくらい異常な勉強をさせられたり、親から相手されなかったりと、

親から完璧であることを幼少期の頃から何度も、何度も求められるため、「完璧でなければならない。」という刷り込みをされてしまい、それが大人になってもなお続いてしまうのです。

そして、年を重ねるごとに「完璧が当たり前」という価値観が強まっていき、”結果として完璧主義な性格が生まれてしまう。”というわけです。

親から叱られたり、暴力を振るわれないために必要だったから。

「親から叱れられないため、理不尽な暴力から身を守るため」に完璧主義な性格が生まれてしうパターンもあります。

たとえば、

  • 肘をついて食事をする。
  • 手洗い・うがいをしなかった。
  • 帰ったきた時の挨拶を親にしなかった。

といった、一見すると危険ではない、生活に大きな支障が出ないような些細なことでも、毒親の場合は激しく怒られたり、理不尽な暴力をされたりすることがあります。

そういった危険を避けるため・自分自身の身を守るために、

ミスがないように徹底したりと、前もって準備を徹底したりと、

本人が望んでいなくても、次第に完璧主義のような性格へと変化していくことがあります。

親が過保護・過干渉だったから。

親が過保護・過干渉すぎて、子どもが完璧主義になることもあります。

いわゆる、親が環境を整えすぎるというもので、

親が子どもが成功する環境を整えるのを頑張りすぎてしまって、子どもに失敗させる経験を積ませなかったことで、子どもが完璧主義になってしまうといったものです。

「失敗する」という経験が圧倒的に少ないままに成長し、

「失敗」に対する免疫がないままに大人になってしまうので、大人になってからも失敗することへの恐れや不安が強くなり、新しい挑戦ができなくなります。

そうして、失敗をしないようにあらかじめ整えてもらわないと安心できない、新しいことをおそれて挑戦できない完璧主義な性格が生まれてしまうのです。

毒親が原因ではない場合もある。

毒親を擁護するわけではありませんが、

完璧主義になった原因は毒親ではなく、もともとそういった性格になりやすいといった遺伝子を持っていることもあり、一概には毒親のせいとは言い切れません。

親の行動パターン(完璧主義)を知らずしらずのうちに自分の行動パターンとして身につけてしまっていたり、

生まれ持った性格や育った環境(地域や人間関係など)、幼い時に親以外の大人から受ける影響によっても完璧主義になることが多々あるようです。

原因と解決は分けて考える

「完璧主義の原因は毒親かもしれない。」

そんなことを聞いてしまうと、ついつい毒親を非難したり、責めたくなりますよね。

やっぱり全部毒親のせいなんだ!許せない!

しかし、それでは問題を解決するどころか、どんどん解決から遠ざかってしまうかもしれません。

たしかに完璧主義となる原因は毒親にあるかもしませんし、

原因となった毒親に「責任をとって欲しい!」という気持ちは痛いほどわかります。

しかし、先ほども説明した通り、毒親が原因ではないこともありますし、毒親にやっとの思いで責任をとってもらったところで完璧主義の問題は解決しないことを考えると、

さきに完璧主義を改善したほうがいいのではないでしょうか?

もちろん、「毒親を許しなさい。」とか、「毒親を責めても解決しない。」そんなことを言ってるわけではありません。

サトウベアー

毒親を無理やりに許しても、解決に向かわないことは”毒親育ち必読の本”「毒になる親 一生苦しむ子ども」でも説明されています。

まずは優先順位をつけて、

さきに完璧主義の問題を解決してから、毒親の扱い・問題については考えようと提案しているのです。

いっぺんに取り組んでもいいのですが、

それでは何をすればいいのか混乱してしまって、いつまでも完璧主義の問題は解決することはなくてずっと苦しいままかもしれません。

それならば、一つずつ真剣に取り組み、一つずつ問題を解決したほうが早く解決しますし、今は何をすれば明確になるので、優先順位をつけて問題に取り組むではいかがでしょうか?

原因と解決はわけて考える必要あり、さきに完璧主義の問題を解決することをオススメしたいです。

サトウベアー

毒親に責任をとってもらいたい気持ちは痛いほどわかりますが、今はまず、あなた自身が幸せになることを優先しましょう。

完璧主義をやめる方法について

では最後に完璧主義をやめる方法について紹介しようと思います。

もし「もう本気で完璧主義をやめたい…😞」そう悩んでいるようでしたら、ぜひとも明日と言わず、今日の夜からでも取り組んで見てくださいね。

減点方式でなく、加点方式に切り替える

これは、最初を100点として、そこから引いていく減点方式でなく、

最初から0点として、そこから足していく加点方式に思考に切り替えるというものです。

具体的にどうすればいいか言うと、

完璧主義の人は夜になって「今日はあれも、これもできなかった…😣」と振り返りやすいですが、

その振り返りを「今日はこれができた!これもできた!😆」と、

できなかったことよりも、できたことを思い出して、振り返ってみるのです。

こうすれば、ネガティブな印象よりもポジティブ印象が残りやすいです。

寝る前にネガティブな印象を抱くと睡眠の質も悪くなると言われているので、できる限り寝る前は今日はこれができたと考えられる加点思考を切り替えることをオススメしたいです。

少しずつ「まあいいか。」という部分を増やしていく

これは、妥協する部分を少しずつ増やしていくというものです。

”自分の甘えを許容してあげる”と言い換えてもいいかもしれません。

普段100%で頑張っているところを、時間をかけて95%、90%、85%。…とだんだんと力を抜いていって、普段は80%の能力で働くようなイメージです。

いきなり「80%ぐらい能力でやってみて!」と言われても、加減がわからないと思うので、時間をかけて「これぐらいの能力であれば作業に支障はでないし、少しラクかも。」といった感覚を探してみましょう。

でも、そんなことして成果が下がらないの?

完璧主義な人がこの方法を聞くと「以前より成果が下がるのでは?」と思われがちですが、

実は逆に成果が上がりやすい方法でもあるのです。

なぜなら、

ずっと100%の能力を出していては疲れ切ってしまい、いざという時に動けない場合がありますが、

普段から80%の能力でしたら余力があるので、ここぞという時に能力を発揮できるからです。

ですから、成果が下がるといった心配をすることはありません。ぜひ実践してみてください。

重要度に合わせて、優先順位をつける

なんでもかんでも完璧しようと時間もエネルギーも足りなくてなってしまうので、

「重要度が高いものほど完璧に仕上げて、重要度が低いものほど頑張らないようにする。」という方法です。

これを意識して行うだけで、頑張りすぎて倒れるということもありませんし、頑張った分だけ成果が認められやすいので、オススメの方法です。

優先順位をつけるだけなので、完璧主義すぎる人でも比較的取り組みやすい方法です。

もし完璧主義すぎる性格を変えたい人は、まず最初にこの方法から取り組んでもいいかもしれませんね。

今回の一言まとめポイント💡

・毒親育ちは幸せになりたいなら、完璧主義をやめよう!

毒親育ちは毒親の影響もあって、完璧主義になりやすく、不幸になりやすいのが今の現状です。

ですから、まず不幸になる原因となる完璧主義を改善することを強くオススメしたいです。

完璧主義であるかぎり、幸せになるどころか、どんどん不幸になっていきます。

今回の記事で「完璧主義が原因で不幸になっているかも…」と思った人はぜひ、完璧主義をやめる方法を試してみて下さいね。

サトウベアー

完璧主義が改善できると人生が変わりますよ。

ここまで読んでいただきありがとうございました。