引っ越ししたいな〜でも初期費用が高すぎる・・
どうにか安くできないかな?
「初期費用を安くしたい!」引っ越しを考える人なら誰でもそう思うのではないでしょうか?
引っ越しはどうしてもまとまったお金が必要になります。
礼金、敷金、新しく揃える家具や家電・・様々なものにお金がかかってきます。
どうも、サトウベアーです!😆
今回は引っ越し費用で悩んでいる方へUR賃貸についてお話ししたいと思います。
こんな人におすすめの記事
・URについて詳しく知りたい
UR賃貸ってなに?
そもそもUR賃貸とはどんなものなのでしょうか?
「UR賃貸住宅」とは、UR都市機構という独立行政法人が管理、運営している賃貸住宅のことです。
一般的な賃貸住宅とは違い、公的な機関が管理している住宅のため、国の支援による様々なメリットを受けられます。
簡単に説明すると
今では使わなくなった団地を国がリフォームして、
住みやすくした団地=国が運営している公営住宅のことです。
近々引っ越しするのでUR家賃はどういったものか気になり、色々調べてみたところ魅力的な点が結構あったので
どういった点がお得なのか、逆にどこが駄目な点なのかなど説明しようと思います。
一緒にメリット、デメリットについてみていきましょう!
UR賃貸のメリット
まずはメリットから解説していきます!
・仲介手数料・更新料なし
・保証人が必要ない
・原状回復負担区分が明確
・敷居面積が広いためゆっくり過ごせる
・様々な子育て世代を中心にお得になる制度がある
これを見ただけでも、かなりのメリットがありますよね!
それでは、それぞれ順に追って詳しく解説しようと思います。
礼金が必要なし
一般的に民間でアパートやマンションの部屋を借りる際には礼金が必要になってきています。
通常の場合、
礼金は大体家賃「1〜2ヶ月分」です。
家賃月5万と考えるなら、
礼金は5〜10万円は必要になってきます。
その礼金が必要なくなります。
ただ、敷金は別で賃料の「2ヵ月分」は必要になってきます
しかし、
民間でも敷金は同様に「1〜2ヶ月分」は必要になってくるので、民間と比べて高いというわけでもありません。
また、この敷金は他のUR賃貸の物件へと引っ越しする際は原状回復費から差し引いた分、繰り越しができます。
つまり、
UR物件から新しいUR物件に引っ越すことで、引っ越すたびに毎回払っていた敷金を払わなくていいということ!
※新しいお住まいの敷金の額に満たない場合は、後日支払いとなるのでそこだけ注意して下さい!
礼金がなくなるだけでもかなり大きいね!
正直、礼金って日本のしきたりみたいなもので支払うあるのかな?って疑問思ってた!
さらに時期によってはキャンペーンも行っており、
- フリーレント制度
(家賃1〜2ヶ月分無料) - キャンペーン家賃
(5年間家賃減額) - 敷金の減額
(通常2ヶ月分→1ヶ月分へと減額)
など様々なお得なキャンペーンを実施しています。
仲介手数料・更新料がなし
民間のアパートやマンションを借りると不動産業者に仲介手数料として
通常の場合
家賃の0.5~1ヵ月分を支払う必要があります。
家賃月5万円で例えると、
2.5万〜5万円が必要になります。
しかし、
UR賃貸ならそれがありません。
また、更新料についても
通常の場合
2年に1回更新料(家賃1ヶ月分くらい)を支払う必要があります。
家賃月5万円で例えると、
5万円が必要になります
それもUR賃貸にはありません。
UR賃貸にすることで
最低でもあわせて、
2.5万円+5万円=7.5万円
が節約になります!
保証人が必要ない
民間のマンションやアパートを借りている場合、基本的に保証人が必要となります。
保証人は家族や友人に頼んだり、審査の費用がかかったりとなにかと様々な手間が掛かってしまいますが・・
これが不要となります。
最近は民間でも保証人不要のところがありますが、
更新料を多く取られたり、借りられる期間が短かったりとデメリットが多いので
UR賃貸の方が断然おすすめだと思います。
原状回復負担区分が明確
退去時必要となってくるのが原状回復費用なんですが、
これがトラブルのなるケースが多いです。
大家さんによっては数十万などの高額の料金を提示されたりします。
しかし、
UR賃貸の場合だと・・
- 「国」が運営者であるため儲け主義ではないこと
- 原状回復負担の区分が明確となっている。
この2つ点から退去時のトラブルがほとんどないのは大きなメリットだと思います。
本当にこの手のトラブルは多いよね。
敷居面積が広いためゆっくり過ごせる
UR賃貸は団地を利用しており、家族が入る前提として作っているため基本部屋は大きな作りとなっています。
都心はどうしても部屋が狭い空間になりがちですが、
UR物件なら大きなゆっくりした空間でゆったりと過ごせます。
😩「もう狭い空間は疲れた・・」
という方は検討してもいいかもしれません。
子育て世代を中心に様々なお得になる制度がある
子育て世帯にピッタリ!家賃が3年間で20%of
・子育て割
子育て世代にピッタリ!家賃が9年間で20%of+減額制度
・U35割
35歳以下にピッタリ若者向け!家賃が3年間で20%of
・近居・近居ワイド割
2世帯で近くに住む家族にピッタリ!家賃が5年間5%of など
他にもUR賃貸で払った家賃分がPontaポイントとなったりと色々制度があります。
詳しくは私のUR制度紹介シリーズ!で紹介しているのでよかったらみてください。
(名前のところに各制度への紹介リンクへと繋げています)
良いところがあればもちろん悪いところもあります。次はデメリットついて!
UR賃貸のデメリット
・民間がお得になってきている
・立地が悪い場所にある
・一人暮らしの場合は民間と比べて家賃が高くなりやすい
色々ありますが、順を追って説明したいと思います。
申し込み条件がきつい
申し込むには以下の条件が必要となってきます。
- 入居条件1:申込者本人または入居世帯の平均月収が基準額以上であること
- 入居条件2:日本籍もしくは永住権を持つ外国人で、自ら居住する人
- 入居条件3:単身者や同居している親族や同居予定の親族がいる人
- 入居条件4:入居予定日から1ヶ月以内に入居でき、円滑な共同生活を営める人
- 入居条件5:申込者本人を含めた同居世帯全員が暴力団員などではないこと
特に収入条件がきつく、低所得者の方は中々申し込めていなのが現状のようです。
家賃金額→基本収入
62500円未満
→家賃額の4倍
62500円以上 20万円未満
→25万円(固定額)
20万円以上
→40万円(固定額)
・家賃が5万円の場合
最低でも収入が「月20万円」が必要となってきます。
ひと月でも収入が20万円下回ると申し込みはできません。
ややこしいので、
62500円以上の場合は、25万円以上必要
62500円以下の場合は、基本家賃の4倍
と覚えておくといいと思います。
家賃金額→基本収入
82500円未満
→家賃の4倍
82500円~20万円
→35万円以上
20万円以上
→40万円以上
・家賃7万円の場合
最低でも収入が「月28万円」が必要となってきます。
ここで間違えやすいのが、
世帯が合わせての収入でなく、個人での収入となりますので注意してください。
え?これじゃあ大体の人は借りれないじゃん!
「これでは・・借りられないのでは?」と思う方が多くいると思いますが・・
大丈夫です!安心してください!救済措置があります!
救済措置として・・・
以下の2つです。
・家賃の一時払い制度
家賃を前払いする制度です。支払いは、1年~10年のうちから何年分支払うかは、自分で決めれます。その後はまた一括払いするか、従来通りの口座振り込みにするか選ぶことができます。
・貯蓄基準制度
貯金が家賃の100倍以上ある人が利用できる制度です。家賃が6万円であれば600万円あれば収入条件はなくなります
また、特例として
家賃の「一部払い制度」と「貯蓄基準制度」を利用しなくても利用できる条件があります
条件①
本人の平均月収額が基準の1/2以上あり、世帯合計で基準を上回る
条件②
本人の貯金額が家賃の50倍以上あり、世帯合計で家賃の100倍以上ある
条件③
満60歳以上、障がい者、父子母子世帯、満18歳以上の学生
特例のためか期限までに必要書類を提出できなかった場合や、必要書類や記入事項に少しでも不備があった場合は申し込みができなくなるので注意が必要です。
民間がお得になってきている
民間でも「礼金・敷金・仲介手数料なし!」
というところも多くなってきています。
時期によってはお得なキャンペーンを行っているところもあるので、民間と比べてどっちが自身には合っているのか要検討が必要だと思います。
立地が悪い場所にある
昔の団地をリフォームしたものなので、駅やバス停が遠い場所にあることが多いようです。
駅近に住みたい人や交通の弁が悪くて困る人は避けた方がいいと思います。
一人暮らしの場合は民間と比べて家賃が高くなりやすい
一人暮らしでのコスパを考えるとどうしても高くなりやすいのが外せないデメリットです。
2LDKなどは民間よりは安いですが、民間での1Rや1LDKの方が安くて候補が多くあるので、
一人暮らしの場合は無理にUR賃貸を選ぶ必要はないと思います。
ネットでの実際使ってみての口コミ
実際に使ってみて、
実際にどうなの?
実際に住んでみた感想って気になりますよね。
そこで、
実際に使ってみての感想はどうなのか調べてきました!
高評価の口コミ
やっぱりUR
「退去費用がしっかりしていて、敷金入金も民間賃貸では借主負担なのに銀行で手数料も徴収されませんでした。火災保険や24時間サービス、保証人たてても保証会社加入、はたまた家賃引落専用クレジットカード作れだの引越し業者指定もなく本当助かります。
民間だと儲け主義なので2ヶ月前退去なんてのがあって丸々家賃1ヶ月捨てなければいけないことが度々ありましたがURだと2週間前に通知で良いので本当助かります。」
便利でお得
「礼金なし、保証人不要というところが気になっていて、利用しました。引っ越すにあたって、初期費用はとても高くなってしまうもので、気軽にはなかなか引っ越せませんでした。しかも、家賃の一年払いをすれば、所得の審査も必要がないと聞き、そちらで手続きをすることになりました。書類を用意するのも、なかなか手間だったりするので、とてもオススメです。団地の物件も多いですが、普通のマンションタイプも多いので、ひとり暮らしの方も気軽に利用できます。」
値段の他にも多数条件面で優位あり
「もともと住宅公団で公共事業の団体というのもあってか、いろいろと条件が整わない人にとってはありがたい存在です。自分も仕事で上京して最初は寮に入ってましたが、ある程度お金に余裕が出てきたので一人暮らししようと思った時に、敷金礼金以上に高いハードルになったのが保証人でした。近くに身寄りもなかったので保証人がいらないのはとても助かりました。お部屋はやや古い感じはしましたが汚いわけではなく、設備もしっかりしていたので何も文句はありません。こちらの条件に合うお部屋をエリアからいくつも探してくれる手際も良かったのですぐに決まりました」引用元 みん評より
こう見ているとやはり費用面で高く評価されているようです。
退去時も特にトラブルがなく、国が運営しているだけあって安心して利用できそうですね。
低評価の口コミ
音が気にならない方なら
「1階にすんでいますが、両隣よりも上の階の方をよく確認した方がいいと思います。
古い物件ということもありますが、ベランダ開閉を頻繁にする、朝晩問わず掃除機や掃除する、なにかを落とす音など、平日休日問わず何らかの音が二階から響いてきます。今は耳栓をして我慢している状態です。また、二階の手摺りに脱水していないマットを干すなど、常識では考えられないことも多々あるのでご用心。
費用が抑えられること、高齢者優良住宅であったことで入居しましたが、我慢も限界なので転居を検討しています。」
外人が増えすぎて
「ここ最近ですが、外人さんの多人数住居がかなり増えてきました。上階にもおられるのですが、正直うるさいです…時折他からも集まってきて夜遅くまで騒いでおります、日本人でもあるとは思いますが言葉も通じませんしね。と、ゴミ捨て場も乱雑になり不法投棄も凄くなりました。ご検討されてる方はやめておくか、腰掛け程度にした方がいいかと思いますね。引越し先を探してる久御山団地の住人でした」
対応が遅い
「URに住んでまだ2年もたたないけど、8月に部屋の備え付けのエアコンか壊れて連絡したけど…対応遅いし連絡が周りとの連携も下手(日曜日だったから緊急事故センターに連絡して→電気担当から連絡がきて→エアコンメーカー連絡がきた)
全て説得が行き届いていない。
真夏のエアコン無しを数週間…死ぬかと思った。あれは人災にもつながる。やはり…名前変えても公団ですね。本社に代表に親展文書送っても、音沙汰無し。高い家賃が馬鹿馬鹿しい。」引用元 みん評より
建物が古いということで壁が薄く騒音がひどいようです。
それに保証人がいなくても利用できるということで
外国労働者の方が多く利用されているようです。
場合によっては近隣トラブルに繋がる恐れがありそうですね。
国が運営してることもあって営利目的ではないのですぐには対応してくれることは期待できそうにありません。
結論
退去時のトラブルがないことや引っ越し費用は抑えられる良い面がある反面、
場所によっては騒音トラブルや近隣トラブルなど多い場所があり、治安が悪いかもしれないという不安な面もあります。
しかし、これらの点はあくまで場所によるものなので、実際に住んでみないとわかりません。
実際に住んでみて、
もし不安感を覚えたら引っ越すことも視野に入れたおくと良いと思います。
どこで探せるの?
UR賃貸公式サイトを活用してみてください。
ネットの場合はこちらで空き家状況を把握できるので
随時確認して、いい空き部屋を見つけた場合はすぐ内覧できるよう申し込みましょう!
詳しくはこちら「UR賃貸住宅」をご覧ください。
まとめ
UR賃貸いかがだったでしょう?
国が運営しているという点や初期費用が安いというところも大きなメリットですが、その分申し込み条件が厳しかったり、場所によっては治安が悪かったりと色々な不安な要素がありますね。
メリット、デメリットどちらも比較して
自分には向いているか?向いていないか?検討してみましょう
UR賃貸はこの紹介した内容以外に、他にも適用されるお得な制度があるのでそちらも今後紹介していきたいと思います。それではまた!