ポジティブ思考は実は、意味がなかった?!自己啓発の恐ろしさ、ポジティブ思考の罠

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ポジティブ思考っていいよね!

ポジティブって最高!

「ポジティブ思考っていいよね!」という声があるいっぽうで、
「実はポジティブ思考には落とし穴がある」って皆さん実はご存知ですか?

”光あるところ影がある”と言われているように必ず闇の部分が存在するんです。

サトウくん
サトウくん

どうも、サトウです!😆
今回は実は落とし穴だらけ?!

ポジティブ思考の罠についてお話ししたいと思います。

この記事の結論について

・ポジティブ思考にはメリットもあるが、デメリットも存在する

ポジティブ思考によって現実逃避になってしまっている場合がある

・ポジティブ思考は使い方が大事

ポジティブ思考の罠

すべての物事を前向きに捉える

「ポジティブ思考」

こんな考え方に疑問を持っている人は意外と多いのではないのでしょうか?

私も昔から疑問に思っているうちの一人です。

確かにポジティブになることは

大切かもしれないけど、

無理にポジティブになるのは何か違う…

そう考える機会があり、否定できずに過ごしてきました。

私たち人間は、ほとんどの方が幸せになるために生きています。

幸せに生きていく上で

「ポジティブ思考は大事!」

ネガティブ思考はダメだ!

とにかく明るく!

とよくいわれていますが、

それならポジティブ思考になるとみんな幸せなのか?

といわれると実際はそうではありませんよね。いくらポジティブ思考をもっていても不幸になる人はいるんです。

なぜそうのか?

答えは簡単、
「ポジティブ思考は必ずしも正しいとは限らないから」なんです。

皆が正しいと思っていることは実は間違っている

人間は一人では生きていけません。
集団で生き残ってきました。

それは人類の長い歴史を見ても明らかです。

石器時代の遥か昔から人間は群れで生きてきたため、

生き残っていくには周りと同じようなことをすることで生存確率を上げてきたのです。

(昔の場合)

周りが生き残っている!

→周りと同じことをすれば、生き残れる!

だから生き残っていくためにも昔から、

「周りと同じことをする」必要があり、それがあたり前だったんです。

しかし、

現代では逆に「個性が求められる時代」へと変わりつつあります。

最近ではニュースなどでも「個性」という言葉を頻繁に耳にしませんか?

現代では
「周りと同じことをする」=「生き残れない」に常識がかわりつつあるのです。

(現代の場合)

周りと同じことをする

個性がない!

→私って社会に必要がない!?

それに加えて群集心理として
「集団思考」というものがあります。

これは集団が間違った判断をしていても、

😄「みんなそういうなら間違いない」

と思い込んでしまい、
それが間違えていても正しいと思ってしまう心理現象です。

集団思考(しゅうだんしこう、英: groupthink)とは、集団で合議を行う場合に不合理あるいは危険な意思決定が容認されること、あるいはそれにつながる意思決定パターン。そのまま「グループシンク」ということもある。集団浅慮と訳されることもある。いわゆるデマや流言、インターネットから発生する幼稚な自己表現などがここから発生すると見る向きもある。 Wikipediaより引用

わかりやすくいうと

赤信号みんなで渡れば怖くない”という状態のこと。

これらのことから
「必ずしも集団の考えは正しくない」ということがわかって頂けたと思います。

ポジティブ思考のデメリット

確かに”ただ生きていく”には賢い生き方かもしれません。

普通に生きて、普通に暮らして、普通に人生を終える。

人の生き方はそれぞれです。それも良い生き方だと思います。

しかし!

ハクトーくん

「人生を変えたい!」

「成功したい!」

「人生に意味を見出したい!」

そういう生き方をしたいと思っているあなたなら、ポジティブ思考が合ってないと思います。

皆が正しいと思ってやっている「ポジティブ思考があなたの足を引っ張っている」のです。

それではポジティブ思考のデメリット5つほど説明しようと思います。

挫折しやすくなる

ポジティブ思考は気分を高めてくれますが、その分無駄に期待をあげ、現実離れをした成果を想像をしがちになってしまいます。

その結果、

「現実<期待」になってしまい、

期待していたより成果がでなかったと感じるようになり、挫折しやすくなってしまいます。

現実を冷静に見ることができるネガティブ思考を一緒に使うことが大事です。

病気なる

ポリアンナ症候群というものを知っていますか?

これは行きすぎたポジティブが招く病気こと。

大きな問題(ネガティブな問題)に直面していてもその問題を直視できず、

明るい側面ばかりに目が行ってしまい現状に満足してしまうというものです。

特徴としては、

  • 良いこと探しばかりで問題を解決しようとしない。
  • なんとかなる!と思い込み、対策をしない。
  • あの時よりはマシ!と思い、現状維持を選択する。など


いわゆる「現実逃避をしてしまっている」状態のことです。

人生がつまらなくなる

ストレスを過度に避け、良い気分(ポジティブ)だけを求めだすと・・・

人生が味気がないものになってしまいます。

どんなに美味しい食べ物でも、
毎日食べ続けたらそれが「普通」になり美味しくなくなってしまいます。

美味しいものばかりで、

毎日が幸せ!

1年後・・・

なんだか飽きてきちゃったな。

もっと・・

もっと・・

美味しいものほしい!

たまには、
苦い経験をしてこそ、より人生を満足のいくものになるのではないでしょうか?

ネガティブ思考は悪いことばかりでなく、人生を楽しむためのスパイスでもあるのです。

目標を達成しずらくなる

ポジティブ思考の人は目標の達成率が低くなる傾向があるようです。

その原因としては
目標を達成したと錯覚し、無駄にやる気(モチベーション)を下げてしまうからなんです。

映画やドラマで困難に立ち向かっている主人公が困難に打ち勝つ瞬間をみるとを見ていると、

自分は何もしてないのに、何か達成した気分になっていませんか?

それと同じで、
ポジティブになると良い気分になってしまい、それで満足してしまうのです。

今日も課題やらないといけない・・

あ、でも見たい映画あるからそれ見てからにしよう!

映画を観た後・・・

いや〜面白かった!

もうこんな時間か…

課題残ってるけど、まぁ明日でいいか!

翌日・・・

なんで映画観た後、課題やらなかったんだ・・

メンタルドラッグ

人は慣れてしまう生き物です。

😋「もっと良い気分になりたい!」

と思い、よりポジティブ思考求めるようになります。

しかし、

どんな時にでもポジティブ思考を持つというのは無理なことです。
だんだんと良い気分も飽きてきます。

そして、より良い気分をなるために

😵‍💫「よりポジティブにならないといけない」

と悲しいことやつらいことがあっても、無理をしてポジティブ思考になろうとして、自分を知らず知らずのうちに追いこんでしまいます。

薬物をうつ(ポジティブになる)

良い気分になる

より薬物をうつ(ポジティブになり、良い気分をになろうとする)

薬物をうつようになる薬物中毒と同じような現象が続いてしまう状態。
薬物中毒ならぬ、「ポジティブ中毒」なってしまうのです。

今回のポイント💡

・ポジティブ思考は万能ではない!
・いきすぎたポジティブ思考は逆効果になる!
・時にはネガティブ思考も大事!

本当のポジティブとは

自分の弱さを受け入れて前に進みやすいように小さな工夫を重ねていくことが大切ではないのでしょうか?

失敗した経験を感情をのせるではなく、失敗した経験に意味を見出すようにし、

この失敗を良い機会に、

もう失敗しないようにこう工夫しよう

と失敗した経験を糧に成功へと繋げていくようにしていくことが必要だと思います。

ポジティブ思考、ネガティブ思考どちらが悪いということはなく、極端にならず、バランスが大事です。

少しでもお役立てたら嬉しいです!それではまた!

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