よく介護士で「早期リタイアを目指すなら、派遣をすべき!」
という意見があるのですが、
私は「人を選ぶ方法かな〜😳」という感じがしたので、なんでそう思うのか?
今回の記事で説明していきたいと思います。
派遣はしちゃいけないということではなく、
あくまでも「時と場合による方法」だと思ったので紹介させていただきます。
どうも、サトウです!😆
正社員と派遣社員についてお話ししたいと思います。
派遣のデメリット①介護未経験者は派遣は難しい
よく派遣会社の紹介で、
「未経験者の人でも大丈夫!☺️」と説明していますが、
そんなことはまったくありません。
介護業界は常に人材不足のため、時間をかけて教育をする余裕がなく、最低限の事だけを教えて、すぐに一人立ちさせます。(実際に私の施設はそうでした。)
特に派遣であれば、即戦力が求められるのが実情です。
約1カ月ほどしてからは、出来ていてあたり前。
出来ていなかったら「仕事覚えが悪いね😩」なんて言われたりしています。
そもそも、派遣を頼んでいる施設はただでさえ、人材不足です。
ですから教育をできる余裕なんてないんです。
逆に介護経験者であれば、
施設側も教育の手間が省けるため喜んでくれることが多い印象を受けます。
もし、介護未経験で派遣をするならば、
介護技術が未熟な派遣社員に対して研修を実施するなど、派遣社員にも時間をかけて教育できる施設を選ぶといいかもしれません。
派遣のデメリット②コロナの影響
最近だとコロナの影響で介護業界も少しずつ、変わりつつあるようです。
①Wワークが禁止になりつつある。
②他業界から未経験者としてたくさんの人が入ってきている
③夜勤専従が増えてきている
では「どのように変わったのか?」一つずつ説明していきます。
①Wワークが禁止になりつつある。
コロナの感染拡大防止のために、他業種とのWワークを禁止している介護施設が増えました。
場合によっては、感染の恐れがあるため、ほかの介護施設とのWワークを禁止している職場も増えてきているようです。
私の施設でもそのような動きが見られていて、もっと収入が欲しい人は他業種で働かない代わりに「多く出勤していいからその分給料を出す」といった方針にしているようです。
私が実際に働いているからわかりませんが、掛け持ちがあたり前の派遣だと「かなり厳しい収入になるんじゃないかな?🤔」と思います。
もしかしたら、今後もこの流れは続くかもしれないし、一時的なものかもしれせんが、これから派遣を行う人は状況を逐一確認するといいかもしれません。
②他業界から未経験者としてたくさんの人が入ってきている。
コロナの影響で飲食業界やホテル業界などから、介護未経験者として介護施設に直接応募して就職するケースが多くなっているようです。
人員配置の面では、多くの人が入ってきたことにより、人材不足が解消されつつある施設も増えています。
派遣でもこの流れが起こっているようで、私が登録しているだけの派遣会社に尋ねたところ「そういった影響がは少なからずある」と話しており、派遣社員でタイミング悪く派遣切りにあってしまうケースも多々あったそうです。
しかし、相変わらず慢性的な人手不足は続いており、他職種の方が介護職として就職してもすぐに辞めてしまったり、現職員が「コロナの感染が怖い😨」とのことで離職してしまうケースも少なからずあるようです。
③夜勤専従が増えてきている
今人気なのが夜勤専従です。
日中帯は他業種からに流入で、人手が足りているようですが
夜間帯は「無資格・未経験者には任せらない」という施設が多くあり、夜間帯ならば資格・経験年数がある人が有利なようです。
コロナの感染を恐れて夜勤専従になる人もおり、今の派遣のトレンドとしては夜間帯は需要が高め、日中帯は需要が低めのようです。
若いうちに派遣として働くならばオススメ!
20代〜30代ならば、派遣として働いて副業に挑戦してみるのがオススメです!
若いうちなら体力があるため、ある程度の無理ができますし、様々な副業に挑戦できると思います。失敗したとしても、また挑戦することができるのも魅力的です。
仕事以外の部分でも若い時にしかできないこともあるため、「もっとプライベートな時間を確保したい!😫」という方には派遣をすべきだと思います。
しかし、段々と歳を重ねていくと話は別になってきます。
なぜかというと、
40代になってくると体力の衰えや健康の問題を抱えることになるからです。
何か体調を崩した時に給料がなくなる可能性が高いそのため、若いうちには派遣をすべきだと思いますが、高齢になってくると体力の衰えがあるため「派遣社員でいることは厳しい」と思います。
それならば、
ある程度派遣社員として施設を巡ってから「ここで働きたい!😆」というところで正社員になればいいと思います。
今後の介護業界は正社員でも副業OK!になってくる
今後は正社員でも副業OK!な施設が増えてくると思います。
国の方針としても副業の推進をしているようなので、これは逆らえない動きだと思います。
そもそも、なぜ介護業界が給料が安い・給料が上がらないのか?というと、
主な理由としては
介護業界の体質として、どうしてもお金が稼ぎにくいシステムになっているからです。
https://sun-vision.or.jp/recruit/sunsunstyleblog/2020/07/07/介護士の賃金ってどういう仕組みになってるの/
多少な賃上げはこれからも続いていくとは思いますが、
今後は副業解禁の流れになって、賃上げも限界にきたら止まってしまうのではないか?と思っています。
そのため、今から副業に挑戦することは今後のためにも良い準備になると思います。
正社員は基本副業禁止なんじゃないの?
バレないかな?
正社員でも「基本、副業禁止!」となっていますが、
副業がバレたとしても、業務に支障をきたしていなければ施設側は何もすることができないので大丈夫です。
実際に裁判があったそうですが、裁判所も業務に支障をきたしてなければ大丈夫という判決がでています。
正社員か非正規社員かは関係なく、公務員以外は副業は可能です。
例え会社が就業規則に一切の副業禁止、又は会社の許可のない副業禁止としていても、会社に不利益が無ければ、労働時間外の従業員の行動を制限する権利は会社には無い為、その規則自体が無効です。
実際の裁判の判例を見ると、「兼職許可制に形式的には違反する場合であっても、職場秩序に影響せず、かつ、使用者に対する労務提供に格別の支障を生ぜしめない程度・態様の二重就職については、兼職を禁止した就業規則の条項には実質的には違反しない」という判決が出ています。
そうなんだね!よかった〜。
でも、不安だな…
もしも、不安があるようでしたら会社に許可にとったり、バレないよう対策することをオススメします!
今回の一言ポイント💡
介護業界はどうしても低賃金のため、早期リタイア(FIRE)が目指しずらい職業ではあります。
そのために無理な働き方をして、多く収入を得る方法がありますが、それでは「健康」という大きな資産を失うことになると思います。
健康を大事にして無理せず、自分にあった働き方をしながら早期リタイア(FIRE)を目指すのも、一つの選択肢ではないかのな?と思います。
少しでもお役に立てれば嬉しいです!それではまた!