介護士がFIREを考えているなら…「都会と田舎」どっちがいいの?

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早期リタイア(FIRE)をするためには?

FIREを考えているんだけど、都会と田舎どちらに住めばいいんだろう?

「都会と田舎どちらに住んだほうがFIREを早く達成できるのか?」

FIRE考えているなら誰しも一度は考えたことがあるのではないでしょうか?

どこに住むのがいいんだろうか…

単純ですが、これはとても重要なことです。

なぜなら、人によっては住む場所が変わるだけ必要な生活費が節約することができたり、仕事の収入が大きく増えたりするからです。

「FIREをしたいなら、結局どこに住めばいいのか?」

結論としては、

都会と田舎の境目、「郊外」がオススメです!

なぜ「郊外」なのか?

今回はその根拠とFIREに向かない場所についても紹介しよう思います。

あなたも今住んでいる場所を変えるだけで、FIRE達成までへの道のりがグッと近づくかもしれませんよ。

サトウくん
サトウベアー

どうも、サトウベアーです!(@KmoWyxoTbqIn70Q)

今回はFIERを考えているならどこに住むのがいいのか?についてお話ししたいと思います。

記事の結論について

・都会と田舎のいいとこ取りができる、それが「郊外」

・FIREには向かない場所は、車がないと生活できない場所。

・将来を考えると都会に近いほういいかも?

なぜ郊外がオススメなのか?

郊外がなぜ「FIRE達成をするまでの場所」としてオススメしているのか?というと、都会と田舎のどちらのメリットも得ることができるからです。

え?どゆこと?

たとえば、「都会」と「田舎」それぞれのメリット簡単にあげてみると、

・都会で暮らせば、給料が上がり、便利な生活ができる。

・田舎で暮らせば、自然と触れ合え、ゆったりと生活を送れる。

ざっくりとこんな感じですよね。

郊外で暮らすことでなんとこの両方のメリットを得ることができるんです!

仕事面でいえば…

都心とは少し給料が下がってしまいますが、田舎と比べれば、都心の給料水準と大差ありません。

東京で隣接している県(埼玉県や神奈川県など)なら電車で30分程度で東京に通うことだってできるので、東京で仕事して郊外に住むのだって全然ありです。

勤める場所も多数あるため、地方より選択肢の幅が広がっており、「自分の条件のあった職場を自由に選べる」というのはとても魅力的な環境だと思います。

生活面でいえば…

田舎ほど自然が多くありませんが、都会ほど自然が少ないといったことはありません。

森や公園が多数あるため、四季を感じながら楽しめる程度には自然が存在しており、散歩や気分転換をするためには最適な環境です。

物価も東京ほど高くはなく、地方とほとんど変わらない(業務用スーパーやドンキなどの格安スーパーが多くある)ため、地方で一人暮らした人なら余裕で暮らせると思います。

公共交通機関も発達しており、職場へは電車や自転車で通勤することが可能で、どこをいくのにも電車・バス、タクシーがあるので非常に便利です。

経済面でいえば…

都会といえば、

とにかく家賃が高い!?

というイメージがあるでしょうが、郊外であれば家賃は地方とそれほど変わりありません。

私が住んでいるさいたま市では1Kであれば月2〜3万円ほどしか家賃はかかりませんし、条件によっては駅近でそのぐらいの家賃の場所もあります。

また、電車・バスの公共交通機関が発達しているため車を持たなくても生活できるので、

車のメンテナンス費、維持費、ガソリン費、保険費など車に関するお金が”すべて節約”になるので、貯金が非常にたまりやすいです。

貯金に余裕がでれば、自然と投資することができるお金が増えるので、FIRE達成への目標はより早まると思います。

FIREするためなら、
給料も上がるし、お金も節約になるしで、意外と良い環境かもね!

でもデメリットとかはないの?

デメリットとしては、

①東京に通うなら、場所によっては通勤時間がかかってしまうことがある。

②郊外に家を建ててしまうと、価値が下がりやすく、売れなくなってしまう可能性がある。

の2つが主なデメリットです。

しかし、どちらとも賃貸マンションやアパートに住むことで解決できる問題なので、それほど気にする必要はありません。

①通勤時間がかかってしまうなら…
→東京駅へ通いやすい駅の近くの賃貸マンション・アパートを借りる

②家の資産価値が下がりやすいなら…
→家を建てないで、賃貸マンション・アパートを借りる

人によっては「田舎のほうがもっといい!」「都会の方がもっといい!」といった部分もあるとは思いますが、

あくまでも「FIRE達成するまで住むための場所」と考えれば、これほど適した場所はないと思います。

FIREに向かない場所って?

FIREを達成するまでの向かない場所、それは「生活に車が必要な環境」です。

なぜなのか?

理由としてはなんといっても「お金がかかりすぎるから」です。

斜陽銀行の調べによるものですが、車なし生活をするだけで1年間で30〜40万円の節約になることがわかりました。

項目 軽自動車 コンパクトカー

(普通車 1.5L

Lクラスミニバン

(普通車 2.5L

自動車税 10,800円 30,500円 43,500円
自動車重量税 12,300円 16,400円 16,400円
自賠責保険料 12,422円 12,806円 12,806円
任意保険料 80,000円 85,000円 90,000円
車検代 25,019円 25,343円 25,470円
メンテナンス費用 15,000円 18,000円 20,000円
ガソリン代 81,152円 101,344円 135,203円
駐車場代 144,000円 144,000円 144,000円
合計 380,693円 433,393円 487,379円
月平均 31,724円 36,116円 40,615円

出典:常陽銀行 自動車の維持費ってどれくらい?

維持費だけでも一年で30〜40万円。つまり、ボーナス一回分くらいです。

車を持っているだけで単純にボーナスが一回分が消えることになります。

車の本体の買い替えも考えると、車検、維持費、ガソリン代なども合わせて最低でも100万円はかかるでしょうから、かなり大きい金額が財布から出ていくことになります。

ボーナスなんてあっという間になくなってしまいます。

FIREは節約し、節約したお金で株などの投資することを前提としていますから、

「お金がかかる車を持っている=FIREは難しい」と考えていいでしょう。

私も以前は車を所持していましたが、車を持つということは、本来の目的である「FIRE達成の道のりからかなり遠くなる」と考え、今ではさいたま市へ移り住んでいます。

車がない生活のおかげで投資へ回せる金額が多くなり、生活にもかなり余裕がでてきました。

将来を考えると都会に近いほうがいい?

FIRE達成後は田舎でのんびりしたいな〜

FIRE達成した後は田舎でのんびり生活がしたい!と考えている人は多いのではないでしょうか?

でも、それは将来の日本の状況を考えると難しいかもしれません。

「限界集落」をご存知でしょうか?

※限界集落とは?
若い世代の住民が減り、高齢者が人口の半分以上になった集落こと。

少子高齢化が進んでる日本では大きな社会問題となっており、特に地方では「限界集落予備軍」と呼ばれる場所が多数存在しています。

限界集落がなぜ大きな問題なのか?
というと、「当たり前の暮らしができなくなってしまう」からです。

  • インフラ維持ができなくなる(水道、電気、ガス、インターネットなど)
  • 害獣問題や治安などの対策ができなくなる
  • 農業ができる人がいないため、食料不足になる などなど…。

最近ではニュースでもよく取り上げられることが多くなりました。

『限界』から『消滅』集落へ 高齢化・人口減の厳しい現実「成り行きに任せるしかない」「出たくない」地元の声(2020年1月21日)

 

確かに限界集落は問題だけど、集落だけの問題で地方は関係なくない?

いいえ。それが大きく関係しているんです。

「限界集落」の姿は、未来の地方の姿でもあるからです。

地方の人口減少はいまだ止まる気配がありません。

身近に大きな変化を感じないだけで、地方が限界集落と同じ状況だといえるのではないでしょうか?

国のよる調査によると、2021年の人口増加は沖縄県のみ。それ以外の46都道府県は人口減少となっています

なんとあの東京都までもが人口減少しているという現実です。

東京までもが人口が減少しているのにも関わらず、果たして地方はいつまでもつでしょうか?

近い将来、地方が「限界地方」と呼ばれる日がくるかもしれません。

多少不便だろうが、それでも田舎に住みたい!

というのなら止めはしませんが、もし、実際に移り住んだとしたら課題は山積みです。

  • 若いうちは農業などはできるが、高齢になってからでもできるのか?
  • 病気やケガ、障害をもってしまったらどう生活していくのか?
  • インフラの整ってない場所でどう生活していくのか?

 

やりたいことをするため地方へ移住してきたのに生活のことだけで精一杯だ〜💦

やりたいことがあるのに、生活で精一杯の毎日…

果たして、それがあなたが理想としているFIREのイメージでしょうか?

仙人みたいな自給自足な生活を目指しているならまだしも、そんな生活をしたくてFIREしたいと思った人はほとんどいないと思います。

FIRE後の田舎生活はこれからの日本の将来のことを考えると、どうしても田舎で暮らしていきたい!という人以外はオススメできないですね。

今回の一言ポイント💡

・生活に車が必要なく、暮らすのに快適な場所を見つけるとFIRE達成が近まる!

今回は「郊外」がFIREするためにオススメな場所だと紹介しましたが、

人によって違う意見があると思います。

しかし、
快適で便利な生活水準を維持しつつ、FIREしたいなら「郊外」はとってもオススメの場所です。

結局のところ、
生活に車が必要なく、節約しながら自分にとって快適な場所を見つけることができたらそれだけでFIRE達成への道のりはグッと近づくと思います。

私のいうことはあくまでもアドバイスとして、自分に合ったやり方でFIREを目指してみて下さいね!

少しでもあなたのお役に立てたなら嬉しいです!それではまた!

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