親には内緒で分籍がしたいけど、どうすればいいの?
毒親と絶縁するのなら、親に知られずに分籍したいですよね。
親には知られてしまっては、どんなことを言われるかわかりませんし、なにをされるかわかったものではありません…。
多くの毒親育ちが分籍を秘密裏にできるか気になるでのはないでしょうか?
「分籍は親に知られずにできないのか?」
結論からいいますと、
→分籍は親には知られずに行うことが可能です。
今回は分籍するための具体的な方法、注意点、メリット・デメリットについて紹介していこうと思います。
どうも、サトウベアーです!😆 (@KmoWyxoTbqIn70Q)
今回は親には知られずに分籍する具体的な方法についてお話ししたいと思います。
この記事の結論について
そもそも分籍とは?
毒親と絶縁する時に、まず行いたいのが「分籍」。
分籍ってなに?
親の戸籍からぬけて、あなた一人だけの戸籍作るということだよ!
子どもが親から絶縁したい時や独立したい時などにも行いますが、
- 結婚して苗字の変更したい時
- 家を購入するタイミングで転籍したい時
そういったタイミングでも分籍することがあります。
覚えておくと便利かもしれませんね!
分籍は”事実上の絶縁”の第一歩!
法律上ではどうしても、親と子の関係をきっても切れない関係にありますが、
”事実上の絶縁”は可能です。
分籍をすることで、あなたが一人で生きていくという毒親への宣言にも繋がるので、
毒親と絶縁するならまずは分籍を行いましょう。
分籍のデメリット・メリットについて
分籍のデメリット
デメリットしては、
親の戸籍に戻れなくなることです。
いかなる場合も、もとの戸籍に戻ることができません。
しかし、多くの毒親育ちが絶縁する時に「親のもとへは二度と戻らない!😠」そう決意しているケースが多いので、
絶縁を目的としている場合はデメリットとはいえないような気がします。
むしろ、後戻りできないほうが毒親との絶縁に決心がついて良いきっかけになると思っています。
分籍のメリット
メリットとしては、
②気持ちの面で整理することができる
この2つのメリットが挙げられます。
①戸籍謄本の取り寄せがラクになる
戸籍謄本(戸籍の書類)は本籍地でしか発行できず、他県に住んでいると必要になった時に発行が非常に面倒です。
機会こそは少ないですが、戸籍標本が必要なるタイミングが人生があり、
その時にいちいち取りにいくのは大変ですし、毒親のいる実家の近くにいくことは心理的につらいことでしょう。
そこで、「分籍」の出番です。
分籍は本籍地を変更できるので、本籍地を今住んでいる近くへと変更し、戸籍謄本の発行をラクにすることができます。
郵便を使った取り寄せもできるようですが、
直接のほうが面倒な手続きも不要ですみます!
②気持ちの面で整理することができる
気持ちの面で、毒親との関係に整理・区切りをつけることができます。
法律上においては「親子」という関係は、なんら変わりありませんが、
分籍をすることで心の中での毒親との関係に区切りをつけることができ、気持ちが前向きになれること、距離をおくことで毒親に干渉がなくなることが期待されます。
私も分籍をした経験がありますが、今思えば「分籍=絶縁宣言」だったのだと思います。
いずれにしろ、絶縁するなら分籍をしておいて損はありません!
分籍の条件について
分籍するのには条件がありまして、
「18歳以上(成人)になってから」と定められています。
そのため、残念ながら未成年の方は分籍できません。
「どうしても親の戸籍から抜けたい!😣」という方は、18歳(成人)になるまで待つしかありません…。
え!そんな待ってられないよ!
もう耐えられない…
命の危険さえ感じる!
未成年者で、そういった緊急性・危険性がある場合は警察や役所の相談窓口で相談するのがオススメです。
手遅れになっては遅いので、
「これは虐待かも…😥」そうと感じたら、一人で抱え込まず、とにかくまわりに相談することが大切です。
分籍の注意点について
注意点としては繰り返していうようになってしまいますが、
- 18歳(成人)にならないと分籍できないこと
- もとの戸籍に戻れないこと
これらを覚えておくといいと思います。
あとは、本籍地の移動する時はあまりに遠い場所にすると自分の戸籍を取りにいくのが大変なので近くに本籍地を移動させておくと便利でしょう。
基本的に本籍地は好きな場所に移動できますが、(ディズニーランドやスカイツリーでも大丈夫!)近くに越したことはありません。
取りに行く、取り寄せで苦労するのは避けたいですしね😅💦
分籍するための必要なモノ、準備について
分籍する時ってどんなモノ、準備が必要なの?
分籍は役所で行うのですが、必要なモノを準備をしておくと当日スムーズにいくと思います。
準備物を把握して、「準備物を忘れてしまった!😨」というハプニングを防ぎましょう。
✅分籍届(役所でもらえます)
✅身分証(マイナンバーや運転免許証など)
✅印鑑(認印やシャチハタでOK)
「戸籍謄本」は、現在の戸籍のある市区町村の役所で発行できます。
取りに行くのが大変なら、役所から郵送してもらうことも可能です。
また、現在は市区町村によってはマイナンバーカードをもっていれば、コンビニ(セブンイレブンやローソン)のマルチコピー機で戸籍謄本の発行を行うこと可能なので、そちらを活用してもいいと思います。
新しい本籍地をあなたならどこにする?
分籍するときは本籍地を変更できます。
行く前に「新しい本籍地を決めておく」といいでしょう。
本籍地はどのような場所でも基本大丈夫で、今住んでいる場所から皇居やディズニーランドでも本籍地をおくことは可能です。
ただし、本籍地でしか戸籍謄本を発行できないので、将来のことを考えると今住んでいる場所が一番無難だと思います。
準備を終えたら、あとは当日役所でいわれた通りに手続きすればいいだけ!お疲れ様でした!
今回の一言まとめポイント💡
親にいわずとも、内緒で分籍することは可能です。
分籍を怖がる必要はありません。
もし毒親との絶縁を考えているなら、まずは分籍して、心の中だけでも毒親への絶縁宣言をするのがオススメです。
ただし、分籍して一人暮らしをはじめたとしても、親に戸籍謄本を取り寄せられると居場所はバレてしまうので「住民票・戸籍閲覧制限」をかけるようにしましょう。
毒親に居場所を知られたくない!
住民票・戸籍閲覧制限の方法について知りたい方はこちらへ↓
住民閲覧制限は分籍のように簡単にはいかないので、まず詳しくは役所・警察の相談窓口で確認してみてください。
ここまでお読みいただきありがとうございます!
一刻も早く毒親から解放されて幸せになりましょう!それでは!