前に進みたいから。人生への辛いことへ立ち向かう力「レジリエンス」について

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人生辛いことばかり・・どうやって乗り越えていけばいいの?

「人生はなんでこんなにつらいんだろ」誰もが一度は考えたことなのではないでしょうか?
人生は山あり、谷ありといった名言があるほど人生様々なトラブルが起こります。大切な人の死であったり、人間関係だったり、仕事であったり、家族のことであったりと数えきれないほどの困難があるのではないではでしょうか?

どうも、黒糖です。今回は乗り超える力レジリンエスについてお話ししたいと思います。

こんな人におすすめの記事

・人生つらいことばかりで辛いと感じている方
・どうやって辛い状況を乗り越えたらいいかわからない方
・人生を悲観している、諦めている方

そもそもレジリエンスとは?

どうしても逃げ出したたくなったり、現実が嫌すぎて現実逃避をしてしまうことがありますよね。
それを逃げたり、現実逃避せずに解決できる力、それが「レジリエンス」なんです。

具体的なイメージとして
よく性格診断とかで「打たれ強い」「逆境に強い」などといった性格解説があると思いますが、そんなイメージです。

自分は全然そんな性格ではない、むしろ真逆だと感じて考え方や性格は生まれつきで、レジリンエスが低いのだと諦めていませんか?
レジリエンスは先天的なものではなく後天的なもの、誰でも身につけることができるので安心して下さいね。

レジリエンスとは困難や脅威に直面している状況に対して、「うまく適応できる能力」「うまく適応していく過程」「適応した結果」を意味する言葉のこと。
カオナビ 人事用語集 より引用

※補足
一般的な意味だと「跳ね返り」「回復力」「復元力」「弾力」と言われています。柔軟でしなやかなだとも言われることもあります。
元々は皆さんが知っている「ストレス」という言葉ともに物理学で使われていた言葉で、心理学、経済学など今では様々な分野で広く活用されています。

今回ご紹介したいのは心理学を用いて、その「レジリエンス」を高める方法について解説していこうと思います。

多くの人が勘違いしているイメージ

「打たれ強い人」「逆境に強い人」をイメージすると とにかく頑張るぞ!とか 諦めないぞ!とか。そんな根性論といったとイメージがありますよね。

しかし、そういった根性論とはまったく違います。

とりあえず耐えようとかではなく、問題を明確化することでこの問題に立ち向かえると思えるようにする技術がまさにレジリエンスなんです!

本当に大切なのは立ち向かうこと。障害が出てきた場合は明確化し、自分が立ち向かえるように小さくする。問題をそれぞれ切り離して考えていき、一つずつ解決していくことなんです。

レジリエンスのメリット👍

・ストレスとの付き合い方が変わる
・人間関係が良好になる
・物事を悲観的にならずに楽観的に見れるようなる
・集中力やパフォーマンスが上がる

などの4つメリットがあり、順番に説明していきたいと思います。

・ストレスとの付き合い方が変わる

現代はストレス社会と言われるほどストレスが身近にあります。
それゆえ、ストレスがなくなることはありません。ストレスは過度に感じすぎると悪影響になってしまいます。
しかし、レジリエンスを通じてストレスを上手く活用することでむしろ自分を成長させてくれる道具となるのです。

・人間関係が良好になる

レジリンエスを身につけると結果的に「私でもできる」と自信がつくようなり、誰からも依存することなく自立できるようになります。周囲を信頼するようになり、人間関係が良好になります。

・物事を悲観的にならずに楽観的に見れるようなる

悲観的にものごとを見ているといつまでも落ち込んでしまったり、将来を常に悪いイメージを持ってしまい、動こうにも動けない状況になります。しかし、楽観的に見るように変わると悪いこともあっても「こんなこともある」と気にしなくなり、将来に対して明るい状況を見つけることで前へ進めるようになります。

・集中力やパフォーマンスが上がる

楽観的になると悲観的に物事を見ないため、落ち込んでいることなくなります。結果的に集中力やパフォーマンスを下げることなく行動できるようになります。

他にも「自己肯定感が持てる」「感情のコントロールが上手になる」など解説していないだけでも様々なメリットがあります。

レジエリエンスの高め方

ではそういったレジリエンスを高めていくにはどうしたいいのか?
私が実践して効果があったものを4つほど紹介したいと思います。

1、自分の嫌な過去、トラウマを徹底的に思い出す。

できるだけ詳細に思い出します。紛らわすのでなく、徹底的に思い出します。
思い出す時は曖昧なものにしないことが大切です。

自分の主観ではなく、周りの状況でどうであったか?
自分はどう感じていたのか?相手の声は高かったか、低かったのか?体を揺らしていたか?手の動きはどうだったか?など

自分がどういった状況だったのか客観的な事実だけをもとに話せるくらい詳細に思い出しましょう。
なんだったら話せる相手に状況を説明してみるのも効果的です。意外な気づきがあるかもしれません。

とにかく自分の思いこみだけは省きましょう。
曖昧に思い出すと過去の分析が浅く、自分の思い込みだけで物事を見ていることがあるので注意が必要です。

私が行った具体的方法としては
①A4とボールペン(書けるものだったらなんでもいい)
②思い出す、書き出す。
③そしてビリビリ破いて捨てる。

これだけで小学校時のトラウマを繰り返して思い出すことが以前よりもなくなり、まだ少し思い出すことがありますが、「これがあったから今の私がある」と考えるきっかけにもなりました。

2、人生に生きる目的を持つ

生き甲斐を持つことです。趣味や仕事など自分がこの為に生きているというようなものであれななんでも大丈夫です。

このような研究結果があります。がん患者に対して行った研究で、落ち込んでいるがん患者に対して生きがいを持ってもらうなどしてレジリエンスが高めてもらうと、そのがん患者は大きくQOL(生活の質)の向上やwell-being(健康で幸福な状態のこと)になることができたそうです。

しかし気をつけておかないことは生き甲斐は誰しも突然失うかもしれないと考えておくことです。

受け入れる準備がないと逆に失った時の反動が強すぎて死亡率が普通の人より何倍も死亡率が高くなってしまうという研究結果があるほどです。

生き甲斐に全てをかけることはいいことですが、いつまでもその生き甲斐があるとは考えないこと、複数の生き甲斐を持つことが必要になってくると思います。

3、過去を懐かしむ

過去はもう帰ってはこないんだな〜懐かしいなと思うことも効果的です。

なぜいいのか?というと懐かしいことを思い出すと悲しい思い出と楽しかった思い出が混じります。その際に「人生は楽しいこともあればつらいことだってある」と自分の過去を振り返ることで、
「過去にこういった出来事があったから今がある」と考えるようになり、未来への恐怖を感じることなく、新しいことや逆境に立ち向かうことができるようになるのです。

楽観的になるのと同じような感覚です。「どうにかなるさ!」の精神で行動していくことが重要です。

4、自分の気分が良くなるものをスケジュールに入れる

最初に気分が良くなるものを入れてそれを中心にしてスケジュールを立てます。

小学校の頃、学校でのつまんない勉強も帰ってゲームができる楽しみがあるから頑張れませんでしたか?それと同じ感覚です。
最初にやりたいことを入れて、それから仕事をするイメージです。普通は仕事を中心にしてしまいますが、そうではなく、やりたいことを中心にして考えることで辛いことも乗り越えやすくなります。

今回のポイント💡

・レジリンスは困難を乗り越える力 根性論とかではない
・レジリエンスは誰もが身につけることができる
・過去から逃げるのではなく、立ち向かうことが大切

私は「世の中誰もがつらいことがある!だから頑張ろう!」みたいな言葉が嫌いです。まるでその人が頑張ってないみたいな言い方で既に頑張っている人に対してとても失礼だと思うんです。

そんな頑張っている方が根性論で苦しんでほしくない、少しでも報われて欲しいと思い書いてみました。どれも効果があったのでもし良かったら、実践してみて下さいね。

根性論でなく、自分のできることを明確にすることが重要です。
曖昧にするから何をやっていいかわからないから現実逃避をしてしまうのです。

逃げるのではなく、まずは向き合うこと。向き合えない時は無理はせず、まずは休みましょう。

ゆっくり休んでから時間をかけていいので、逃げるのではなく、

まずは向き合う。これが一番大切なことだと思います。

少しでもお役に立てたら嬉しいです!それではまた!

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