介護を始めたいけどスキルもなにもないし不安・・
どうしよう・・
「介護関係で仕事探してるんだけど、どうしたらいいか迷っている・・」
新しいことを始めるって勇気がいりますよね。介護なら、大変な部分が多いので尚更そう感じると思います。
生活を考えるとすぐにでも就職したい!と考えていると思いますが、焦りすぎるとブラック企業に勤めてしまったり、給料が低い職場を選んでしまい、あとで焦らなければ・・と後悔するということが多々あります。
そこで今回は「無料で受けられるハローワークの職業訓練」をオススメします。
職業訓練であれば、いきなり介護の知識や技能がなにもない状態で就職をするというのを避けられますし、無料で訓練や授業を通して介護に必要な知識や技能を身につけることができるのです。
どうも、サトウです。今回は無料で研修が受けられる
求職者支援訓練についてお話ししたいと思います。
この記事でわかること
・求職者支援訓練の実際の申請方法についてわかる!
・介護だけでなく、他の仕事もこの制度を使える!
そもそも職業訓練とは?
職業訓練とは、主に雇用保険を受給している求職者の方を対象に、就職に必要な知識や技能を習得するために無料(テキスト代などは自己負担)で行っている訓練・授業をことで、国や都道府県が運営しているものなんです。
主に2つ種類があり、
①離職者訓練
②求職者支援訓練
に分かれていて今回は「求職者支援訓練」について紹介しようと思います。
※厚生労働省 ハロートレーニングより出典 職業訓練チャート
職業訓練といっても色々あるんだね!
求職者支援訓練をさらに詳しくみてみると、コースも分かれていて2つの「基礎コース」「実践コース」に分かれているんだよ
求職者支援訓練とは?
雇用保険を受給できない求職者を対象として、無料の職業訓練を実施、就職を支援する制度です。大体の訓練期間は目安として2ヶ月〜6ヶ月ほど。
これは雇用保険を受けられない方が対象にしているもので、主に主婦やフリーターの方などが対象になっています。
どんな条件・対象者?
求職者職業訓練は、「特定求職者」であることが条件になります。
②雇用保険被保険者や雇用保険受給資格者でないこと
③労働の意思と能力があること
④職業訓練などの支援を行う必要があるとハローワークが認めた者
また、所得などの一定の要件を満たしている方は「職業訓練受講給付金」を受給できます。
職業訓練受講給付金
求職者訓練を受ける方が次の要件をすべて満たす場合、月額10万円が職業訓練受講手当として支給されます。
②世帯の収入が月25万円以下
③世帯の金融資産が300万円以下
④現在住んでいる場所以外に、土地や建物を所有していない
⑤すべての訓練実施日に出席している
⑥同一世帯内に給付金を受給して職業訓練を受けている人がいない
⑦過去3年以内に、不正行為によって特定の給付金を受けたことがない
詳しくはこちらの「厚生労働省 職業訓練受講給付金(求職者支援制度)」についてご覧ください。
月々10万ももらえるのか!アパートの一人暮らしなら大体当てはまるし、使うしかない!
どれくらいのもらえるの?支給額について
受講料は基本無料で、テキスト代などは自己負担となります。長期コースとなる場合は受験料が必要となる場合もあるようです。
申請方法について
①ハローワークで求職の申し込み、職業相談を行う。
職業訓練受講給付金」を受給したい場合はこの時に相談しましょう。
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②受講申込書をハローワークに提出する
受講申込書に必要事項を記入し、ハローワークの窓口に提出します。職業訓練は申し込んだすべての人が必ず受講できるというものではなく、書類選考があります。
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③面接、筆記試験などの選考を受ける
↓
④合格者向けの説明会に出席し「受講のあっせん」を受ける
合格すると、合格通知書と提出が必要な書類一式が届きます。
合格者向け説明会(オリエンテーション)の案内も入っています。この説明会を欠席すると職業訓練が受講できない場合があるので、必ず出席するようにしてください。
この時のオリエンテーションで、受講指示書または受講推薦書を受け取り、これをもって「ハローワークから受講のあっせんを受けた」ことになります。
その後もハローワークへ月に一回ほど行き、給付の手続き、職業相談を行ってください。
こちらも見るとよりわかりやすいと思います。「厚生労働省 愛知労働局」
まとめ
特にこれから育児から仕事を復帰する主婦の方、スキルアップして今までとは違う職種にチャレンジしたい方、雇用保険の対象者で、もうすぐ受給が終了してしまうけど、なかなか仕事が決まらず悩んでいる人なども雇用保険を給付期間を伸ばすことができるので
とりあえず職業訓練を受けてみて損はないと思います。
受けてみて「この仕事は自分には合わないぁ」と思えば、他の仕事を探せばいいですし、いきなり仕事を始めて後悔する事態を避けられるのも一つの大きなメリットです。
もし在職中の方でも違う業種でも仕事をしたいと考えている方がいるのなら「一般教育訓練給付金・専門実践教育訓練給付金」がオススメです。
こちらは簡単に説明すると、働きながらでも専門学校などに通った際にかかった費用を最大50%補助してくれるいうもの。
詳しくはこちらで説明しているので、気になる方はこちらからご覧ください!
仕事は今でも人生の大半を占していますが、これからはより人生で仕事が大きく割合が占めていくと思われます。
「人生100年時代」と言われるようになり、退職するまでの時期がさらに伸び、
ますますこれから仕事の付き合い方が問われる時代へと突入していきます。
そんな大切な仕事選びを焦って決めて、深い後悔した経験があるのでそういった方が少しでも減り、
人生の選択肢を増やしてもらい思い、今回「求職者支援について」まとめてみました。
転職時には焦らずゆっくり考え、納得した上で自分自身で決めることが大切だと思います。
少しにでもお役に立てたら嬉しいです!それではまた!
※注意
こちらは噛み砕いて説明しているので実際に手続きする場合は各ホームページで確認して下さい。できるだけ正確な情報を記載できるようしていますが、間違えて記載している場合があった際は指摘をしていただく助かります