幸せになろうとすると、なぜかためらってしまって、あと一歩が踏み出せない。
どうせ、自分がなんかが幸せになれない…。
そんな漠然とした不安や「幸せになれない・幸せなろうとするためらってしまう」といった悩みを抱えていませんか?
実際に多くの毒親育ちが「自分ってこのまま一生幸せになれないんじゃないかな…?」と悩んでいるのが現状です。
このように毒親育ちは、幸せになれないとに思い込んでしまっていることが多いです。
毒親育ちはなぜこんなにも「自分は幸せになれない。」と思い込んでいるのでしょうか?
理由は簡単です。
それは「今まで頑張ってきたから」です。
幸せになろうと頑張ってきて、何度も挫折を繰り返してきたからこそ、
「どうせまた幸せになれっこない…🥲」とこれまでの人生に絶望しているんです。
そうかな…自分は頑張ってきた感覚なんてないけど?
断言します!頑張ってこなければ、「どうせ、自分なんて幸せになれない。」そんな感情は湧きません。毒親育ちは本人でも知らずしらずのうちに頑張ってきたんです!
わかりやすく言えば、
私たち毒親育ちは、「鎖につながれたサーカスのゾウ」と一緒です。
※鎖でつながれたサーカスのゾウとは?
学習性無力感(学習性無気力)やトラウマの説明に用いられるメタファー(例え話)。
サーカスの象は、杭につながれた鎖で逃げられないことを小さな頃から学ぶため、大きくなって鎖を杭ごと抜く力を得ていても、それを試そうともしなくなる。
引用:ITカウンセリングLabより
大人になったら逃げられるはずなのに、
大人になったゾウは、幼い頃からの経験でこの鎖から逃げることはできないといまだに信じ続けている。
私たちも毒親育ちも同じではないでしょうか?
幼い頃からゾウにように何度も幸せになろうと、必死にもがき続けました。
しかし、そのたびに毒親に妨害され、暴言や自己否定を何度も繰り返され、挫折してしまったのではないでしょうか?
お前はダメなやつだ!どうせなにをやってもうまくいかない!お前には無理だ!お前は幸せなんかなれない!
そして、そんなことが何度も、何度もを繰り返すうちに幸せになることを諦めてしまったのです。
私だって幸せになってみせるぞ!よし頑張るぞ!
何度も幸せになろうと、毒親😈から妨害を受け続けた結果…
↓
何度やってもうまくいかなかった。もう十分頑張ったよね。もう頑張るのは疲れたよ…。
こんなにやったのにうまくいかなかったんだし、どうせ自分は幸せなんかなれない。
こんな風にして、何度も挫折も味わった毒親育ちは幸せになれないと思い込んでいるのです。
毒親育ちが「毒親から逃げられない」という感覚をもつのも同じ原因だと考えられます。
ではどうすればまた、毒親育ちが「幸せになれる!幸せになるために最初の一歩を踏み出そう!」と思えるのでしょうか?
今回は「自分は幸せになれない」と悩んでいる幸せを諦めてしまった毒親育ちが、
「どうやったらまた幸せになれるよう最初の一歩を踏み出せるか?」いくつか方法を紹介していこうと思います。
どうも、サトウベアーです!(@KmoWyxoTbqIn70Q)
今回は幸せを諦めた毒親育ちがまた幸せになろうと思える方法についてお話ししたいと思います。
この記事の結論について
まず、毒親育ちは「幸せになれない」と思い込みを解く。
まず最初にやることとしては、
毒親育ちは「自分は幸せになれない」という思い込みを解くとこからはじめましょう。
なぜなら、思い込みを外さないと毒親育ちは本人でも知らないうちに不幸の道への進むことになるからです。
え?スピリチュアル?オカルト?
たかが、思い込みで不幸なんかならないでしょ💦
そういった意見を持つ方もいると思います。
しかし、意外とあなどれないのが思い込みのチカラです。
それを証明するかのように、
「プラシーボ効果」というものがあります。
有名なものなので、知っている人が多いとは思いますが簡単に説明すると、
薬の自体に効果がなくても、なんと思い込みだけで、自分の体がなおってしまうほど。
プラセバ(プラシーボ効果)とは?
効き目ある成分が何も入っていないくすりを服用しても、自分が飲んでいるくすりは効き目があると思い込むことで、病気の症状が改善することがあります。
引用:製薬協より
それほどまでに思い込みは強く、
「幸せになれない…」と思い込めば本当に不幸になることし、「幸せになりたい!」と思い込めば本当に幸福になることもあるのです。
だからこそ、「自分は幸せになれない」という思い込みは一番最初に外しておく必要があります。
思い込みを外すにはどうしたらいいの?
しかし、いきなり心の底から幸せになりましょう!というのも無理な話です。
毒親育ちの「自分が幸せになれない」という思い込みは、毒親によって長年時間をかけて行われきた洗脳みたいなものです。
何十年も時間をかけた分とても強力な洗脳です。
そんな簡単には解くことはできません。
洗脳を解くにしても、時間をかけて行う必要があります。
それにはまず、自分を俯瞰(客観視)してみることが大切です。
まずは、なんで自分は幸せなれないと思い込むようになったのか?その原因を知ることが思い込みを解くための近道です。
原因を知ることで冷静になって自分を見つめ直すことができますし、環境が悪かっただけで自らの行いで不幸になったんじゃないと理解することができます。
毒親育ちによっては「自分が幸せになれないのは自分のせいだ!😢」と思い込む人も多いですが、そうではありません。それも毒親によってそう思い込みされているだけです。
※なぜ毒親育ちはなぜ自分を責めるのか?について解説している記事です。
毒親育ちが「自分が幸せになれない。」とする思い込む理由は複雑ですが、
大きくわけて4つの理由が原因だと考えられます。
①毒親にされた虐待や心理的な苦痛などトラウマが大人になっても残っているから。
毒親からの虐待や心理的な苦痛は、毒親育ちの心に深い傷(トラウマ)を与えます。
それは20年以上たった今でも毒親からされた虐待がフラッシュバックするほどです。(私の実体験です。)
- 身体的虐待・精神的虐待。
- 無視(ネグレクト)。
- 自己否定を繰り返される。
などなど…。
たびたび起こるフラッシュバックにより、毒親育ちの自尊心や自信を徐々にではありますが、確実に蝕んでいきます。
これにより、不安障害、うつ病、自己肯定感の低下、トラウマなどの心理的な問題を引き起こすことがあり、安心したくても安心することができないため、
自分は一生この苦しみから逃れられない。自分は幸せになれない。
と思い込んでしまうのです。
②自己肯定感の低かったり、罪悪感を抱えているから。
毒親育ちは毒親から受けた虐待や否定的な言葉の影響により、自己肯定感が低いため、「自分は幸せになっていいんだ!」という自信すら持てません。
「自分はありのままでいい」「自分は生きてるだけで特別な存在なんだ!」という自信がもてないために、幸せを受けいれることができないのです。
こんな自分が幸せになっていいのか?良いことがあったから、次にもっと悪いことが起こるじゃないか?
と疑ってしまい、心の底から幸せを感じることができないのです。
それに加えて、
毒親が罪悪感を植えつけられ、自分が幸せになるかどうかを毒親にコントロールされていることがあります。
あんたばっかりズルい!なんであんただけ幸せなのよ!私たち親も幸せにしなさいよ!
自分ばかり幸福が許されないと感じるため、自らすすんで不幸な状況に身を置くことを選びがちです。
その結果、毒親育ちは自己否定感や罪悪感を抱えこみ、「一生自分は幸せなれない…。」と思いこみはじめてしまいます。
③習慣化されたパターンからなかなか抜け出せないから。
毒親育ちに関わらず、そもそも人間は「現状維持バイアス」といって環境の変化を嫌う習性をもっているため、慣れた環境からすぐに抜け出すことができません。
さらにそれに加えて、
毒親育ちは毒親との関係が「共依存」など不健全な関係であっても、それが生活の一部となっているため、
アリ地獄のようにハマってしまって、抜け出したくても、抜けだせなくなっていることが多いです。
このような状況では、自分から「幸せになろう!」という意思を持つのが難しくなります。
また、このような歪んだ関係により健全な人間関係を築くことが難しくなることがあるため、他人とのつながりを築くことに苦労する場合もあります。
毒親育ちって最初の人間関係である”親との関係”が上手くいってないので、それからの人間関係も上手くいかないんですよね…。
これは友人関係や恋愛関係においても問題を引き起こすことがあり、他人の助けが必要なのにそのつながりを作れないため、逃げ場のない状況を自ら作りがちです。
そのため、「もうなにもやってもうまくいかない!もう自分は幸せになれない!」と自暴自棄になってしまうのです。
④歪んだ愛を本当の愛だと思い込んでいるから。
毒親育ちは歪んだ愛を本当の愛だと勘違いしていることがあります。
これは毒親育ちなど周りの環境が生まれた時から劣悪だった人ほど感じる感覚で、
条件付きの愛情をいもらっていたからこそ、
ただ与えられる本物の愛「無償の愛」をもらえた時、慣れないものだから怖いと感じてしまうのです。
誰でも急に親切にされたら疑ってかかったり、怖く感じるものです。
今までいじわるされたきた人から急に親切にされるのが怖いように、
今まで愛(条件付きの愛)とは、なにか与えないとなにも返してくれない、いじわるな存在だと思っていたのが、
はじめて本物の愛「無償の愛」に出会ったことで、本当はなにもしないでも与えてくれる優しい存在であることを知ることによって、困惑するのです。
あれ?今まで自分が思っていた「愛」とはなんか違う?え?なになに?なにか企んでいるの?怖い怖い!
毒親育ちは生まれた時から劣悪な親・環境で育ってきて条件付きの愛があたり前になっているゆえに、
無償の愛という本物の愛に出会った時、自分が知らない未知の存在なので、とても怖く感じるのです。
だから、幸せになろうとした時も同じで、不幸が当たり前で幸福というものを知らないから、
幸せになろうとすると、警戒してしまったり、困惑してしまったりするのです。
わかりやすい例が、
「ダメ男を愛してしまう女性」です。
実は毒親育ちはこのタイプの人間が多く、依存を愛と勘違いしているところがあり、
本当に愛を持った男性を見つ出すことができないのです。
たとえ、本当の愛(無償の愛)持つ男性と出会ったとしても、本当の愛に気づけなかったり、怖がったりして、自ら逃げてしまって付き合うことができません。
むしろ、慣れているためダメ男を選びがちで、ダメ男の方へと安心感を抱いてしまうことすらあります。
そのため、「今度こそはいい男性をみつけるぞ!」といき込んでも、
ダメ男と付き合っては別れて、またダメ男と付き合って別れてを永遠と繰り返してしまうのです。
本人が悪いわけじゃなくて、多くの場合は幼い頃の愛情不足が原因です。こういった人達も毒親の被害者の一人なんです。
毒親育ちが幸せになるためにはどうすればいいのか?
「なんで自分は幸せなれないと思い込むようになったのか?」その原因を知ることができましたか?
それでは毒親育ちが幸せになれない原因をある程度知れたところで、
次に思い込みを外すための今すぐできる具体的な行動、対処法についてを一つずつ紹介していこうと思います。
自分を一から育て治す。
いきなり大変なことを要求しますが、
毒親から教わってきた価値観などを捨てて、毒親育ちは自分を一から育て直す必要があります。
時間がかかり、とても地道な作業になりますが、
今すぐに取り掛かることできますし、毒親育ちの思い込みを外すためには、これは重要なことです。
なぜ重要かというと、
毒親育ちの場合、一番最初の人間関係「親との人間関係」から間違えた学習をしているため、そういったものをすべて一旦捨て去らないと、同じことを繰り返してしまうからです。
わかりやすく言うなら、
私たち毒親育ちはガタガタの地形の上に家を建てているようなものです。
ガタガタの地形の家を建ててしまうとすぐ崩れてしまうのに、そこにこだわってずっと同じ場所に家を建てては、壊れて、そしてまた建てる。壊れては、そしてまた建てる…。
という無意味なのに繰り返してしまう負のループに陥ってしまっている状態です。
だから、私たち毒親育ちはいったんガタガタな地形(毒親からの悪影響)から離れて、また別の場所で自分の家(対人スキルや人格形成)を作り直す必要があるのです。
具体的にどんなことをしていくかというと、次の通りです。
自分は幸せになってはいけない。→自分は幸せになっていい。
親も一緒に幸せにならないといけない。→親が幸せになれるかは本人次第。親の問題まで背負う必要はない。一人で幸せになってもいい。
「愛」とは他人をコントロールするためのものである。→「愛」とは損得なしに、ただ相手のためを思って、相手の意見を尊重する気持ちである。
こういった思い込みを一つずつ修正していきます。
そうやって、毎日声に出してみたり、直接紙に書き出していきます。
時間がかかり、とても地道な方法ですが、これが一番の近道です。自分を育て直すためにはほかの近道はありません。
もし、「三日坊主になってしまう。やり方がわからない、なにか指針となるものが欲しい!」というのなら、インターネットでまずはやり方調べてみましょう。無料でも有料級の方法はいくらまでもあります。しかし、それでもうまくいかないなかったら、こちらの書籍がオススメです。
認知行動療法
毒親育ちにオススメしたいのが、「認知行動療法」です。
認知行動療法とは?
ストレスなどで固まって狭くなってしまった考えや行動を、ご自身の力で柔らかくときほぐし、自由に考えたり行動したりするのをお手伝いする心理療法です。
引用:NCNP病院より
毒親育ちは毒親の誤った教育や虐待のストレスにより、認知(モノの捉え方・考え方)が歪んでいたり、視野の狭くなって柔軟な考え方ができなくなることが多いです。
たとえば、コップの水は半分に捉え方にしても、
「コップの水が半分もある。(ポジティブ思考)コップの水は半分しかない。(ネガティブ思考)」という考え方があります。それぞれの考え方自体どちらが悪い良いというわけではないのですが、感じるストレスに違いが出てきます。
「あと半分しかない…。😔」と思った場合は焦って判断ミスをするなど、行動にも影響が出てきます。
毒親育ちの場合は、ネガティブな捉え方「コップの水は半分しかない。」という捉え方をする場合が非常に多く、日常生活にも支障をきたすほど偏った考え方になっていることが多いため、
そういった思考の偏りを矯正する、バランス良くしていくために認知行動療法を行なっていくのです。
基本的には専門家と一緒に行うのですが、自分一人でもできるので、まずはマンガなど興味をもちやすいとこからはじめるのがオススメです。
アプリは無料だったので、騙されたと思ってやってみたのですが、実際にやってみたら効果があったので認知行動療法は毒親育ちにはオススメですね!
自分を大切にする
「自分が嫌と思ったことはしない。自分がしたいと思ったことをする。」
これを基準にして今からでも生活してみましょう。
なにをいきなりふざけたことを!生きるためのお金とかどうすんの!?
私は決してふざけてはいませんよ。真剣です。
「もし、やりたくもない仕事を生活費のために無理してやっている、お金がなくて生活に困っているなら、生活保護を申請しましょう。」という話です。
毒親育ちが幸せになるためには、まず「心身の健康の確保」が最優先。
たださえ肉体的・精神的に疲労している毒親育ちが「お金にために」「生活費のため」と無理をして働けば、
心も体を壊して病気になってしまったり、
余裕がなくなり犯罪を犯してしまったり、
様々なストレスが原因でギャンブルにハマり、闇金を借りはじめたりする…。などなど…。
本当に人生詰みかねません。
毒親育ちは生まれて「毒親」というハンデ抱えています。「毒親のせいで生きづらい」「極度のストレスを抱えている」そう感じているのなら、
まずは”自分の気持ちに対して正直に”なりましょう。そこではじめて”幸せなるための準備ができた”と言えます。
「自分を意思を尊重する」という練習をするためでもある。
そもそもなぜ私が、こんなことを言っているのか?というと、
「心身の健康の確保をするため」もそうですが、
毒親育ちが「自分を意思を尊重する」という練習をするためでもあります。
通常なら、子どもの頃にそういったを親が練習させてくれるのですが…、
毒親育ちは毒親にそういった「甘えたい」という感情さえも抑えこまれ、練習ができる環境ではなかったので、毒親育ちは今からでも自分の意思を尊重する練習をする必要があるのです。
毒親育ちが生きづらい理由には、”自分の意思を尊重したくても、尊重できない”というものもあるので、自分の意思を尊重”できる”と”できない”のとでは人生に大きな違いがでるのは間違いありません。
毒親育ちは子どもの頃に満足に練習できなかったために、自分の意思決めることができなかっただけで、毒親育ちでも時間をかけることでできるようになれます。
ですから今から生活保護を受けてでも、時間を作って、自分の意思を尊重する練習をするのです。
できないからといっていつまでも放置してもいいですが、それでは幸せにはなれません。
今まで毒親のせいでできなかった練習を、ハンデをもらっていた分を今から取り戻すだけの話です。
大人になってから練習するからっといって、なにも恥じることはありません。
幸せになるためには誰しも通る道であり、それが早いか、遅いかの違いだけ。
あなただけが我慢して苦しむ必要はないのですよ。
毒親育ちの毒親によって洗脳され、自己犠牲や他人への異常なまでの気遣いなど、”他人軸”で生きてる人がほとんどです。そのため、幸せになるためには、まずは「自分はなにをしたいか?」自分のことは自分で決められる”自分軸”を育てることが大事なのです。
毒親育ち以外の新しい人間関係の構築
毒親育ちの人々が幸せになるためには、毒親育ち以外新しい人間関係の構築も重要です。
もし毒親に対して理解を示してくれる信頼できる友人やパートナー、サポートグループ、専門家と出会えたなら、すぐに関係を切らずに大切にしてみて下さい。
心の安定と成長が期待でき、あなたが幸せになることを手助けしてくれると思います。
ただ人によっては良い人を装って、騙してくるモラハラ体質な人もいるので騙されないよう気をつけましょう。詐欺師は天使の顔をして近づいてくるものです。
毒親から離れて暮らしてみる
ここまで色々な方法を紹介していきましたが、
私自身の経験として毒親育ちはなんだかんだといって、「離れることが一番の治療法」だと思っています。
ただ、毒親育ちが「毒親から離れる」ということは精神的、経済的な面でも、とても大変なことで難しいことも十分理解しています。
私自身も、中学生の頃から毒親から離れてすぐにでも一人暮らしをしたいと考えていましたが、精神的・経済的な心配があって、20歳までは一人暮らしは諦めていました。
そこからある転機があって、毒親から実家から心から離れようと決意しましたが、なんだかんだ準備に5〜6年はかかりました。
簡単にも見積もっても、10年以上は毒親から離れるために時間が必要になりました。
その間の10年もなにもしなかったわけではなく、一人暮らしをするために色々なことに取り組みました。
お金を貯めるために色々なものを犠牲し、諦めましたし、離れたいけど離れたくない自分との葛藤でうつ気味になることが多々ありました。
「育ててくれたのに…」と親への罪悪感も頭がいっぱいにもなりました。
正直「毒親から離れるなんて無理」と心が折れたことが何回もありました。
私自身、毒親から離れて暮らしているのが現在が奇跡だと思えるぐらい大変なことの連続だったと思います。
しかし、それもでも毒親育ちには毒親から離れて暮らすことをオススメしたいのです。
なぜなら、私を含め、毒親から離れて一人暮らしを始めて、
「今までの人生で今が毎日が楽しい!幸せ!」といった声があちらこちらで聞こえてくるからです。
それほどまでに毒親育ちが、毒親から離れるという経験はどんなものにも変えがたい貴重な体験なんです。
正直あのまま毒親と一緒に暮らしていても、一生苦しいまま毒親に合わせた妥協だらけのつまらない人生を送っていた思います。
しかし、一人立ちができたからこそ、それが自信となり、
ある程度自分を認めてあげることができるようになりましたし、自分がどう生きていきたいか?自分で選ぶこともできるようになりました。
もちろん、一人暮らしも楽しいこと、幸せなことばかりありません。
一人立ちというのは人生のゴールではなく、むしろ毒親育ちにとっては人生のスタートです。楽しいことばかりではなく、そこからが本番で、大変なこと・苦労がたくさん待ち構えていると思います。
しかし、どんな人生においても苦労はつきものです。
一人暮らししないでいれば、一生毒親にとらわれた、毒親ために都合よく一生こき使われる人生になっていたと思います。
それなら、どうせそんな毒親に捧げる人生を送るぐらいなら、
他人(毒親)によって選ばされた人生もよりも、自分で選んで決めた人生の方が断然いいに決まっています。
私自身、毒親と離れたことに一切の後悔もありません。もっと一人暮らしをしていればと後悔しているぐらいです。
あなたはどちらを選びたいですか?
私はもちろん後者です。
もし、あなたも後者を選んだなら今からでも少しずつ一人暮らしをするための行動をしてみませんか?
もし離れられなくてもあなたのせいじゃない。
しかし、ここで注意したいのが、
離れられないからといって「自分を責めること」それだけではしてはいけないと理解しておきましょう。
それでは毒親の思うツボです。
離れたくても離れられないのは、毒親のせいであなたのせいでありません。
毒親の洗脳によって離れられないだけです。
毒親育ちは毒親によって離れることに罪悪感を植え付けたり、自己否定をくり返すことによって、自信を失わせたり、自分の意思で決める行動をできなくしています。
中には「事情があってどうしても離れられない…」という人もいると思うので、それは仕方ないことです。
離れられないのはあなたのせいでも、努力不足でもありません。
あなたは今のままでも十分に頑張っています。
ですから、これ以上自分を責めてないであげてくださいね。
一人では無理なら他人に助けをもらって少しずつ準備をしていく
毒親から離れるなんて一人なんかじゃ無理!
そう感じたのなら、他人の助けを受けてみることをオススメしたいです。
特に毒親育ちは一人では限界があったり、一人では脱出できない境遇に置かれていたりするので、毒親から離れるためにサポートしているグループや専門家など信頼できる人に助けをもとめることは大切です。
インターネットで「毒親 支援団体」と検索すると色々なグループがでてくるので、よかったら調べてみて下さいね。
※市役所などの自治体が紹介ししているNPO法人一覧「居住支援法人」についてまとめてある記事です。
家から引っ越しするためにサポートをしているサービスついてもまとめてみたので、もしよかったら、確認してみて下さいね。
今回の一言まとめポイント💡
毒親育ちが幸せになるためには、まず最初に「自分なんか幸せなれない」といった思い込みを外していきましょう。
「自分なんか幸せになれない」という思い込みは幸せになろうという気持ちを諦めさせ、思考の自由や人生の自由までも奪いかねません。
また、目の前に毒親から離れる、抜け出せるチャンスが転がっているのに、それを見逃してしまうことにも繋がります。
そうならないためにも、一つの思い込みにとらわれず、「毒親育ちの自分でも幸せになれる!」という柔軟な発想をとりもどす練習をしてみることが大切です。
今回の記事で紹介したことを参考にしながら、自分が幸せになれる方法を目指してみてくださいね。
ここまでお読みいただきありがとうございました!
一刻も早く毒親から解放されて幸せな人生を生きましょう!それでは!