なんで幸せになれないんだ…。
「毒親から離れたのに幸せになれない。」
そう悩んでいる毒親育ちは多いのではないでしょうか?
なぜ毒親育ちは、不幸の源泉である毒親から離れたのに幸せになれないのか?
人によって様々な原因はあると思いますが、
一つの大きな原因として、”自分の意見よりも他人の意見を優先しているから”だと考えられます。
あなたはそういった経験がないでしょうか?
たとえば、
友達と遊ぶ時も、デートする時も、誰かと一緒に食事する時も、
本当は自分の意見があるのに嫌われたくないから、
「どこでもいいよ。なんでもいいよ。」
そう答えてはいないでしょうか?
もしも、心当たりがある、無意識にうちにやってしまうなら要注意です。
あなたは幸せな人生ではなく、不幸な人生を歩もうとしているのかもしれません。
どうも、サトウベアーです!(@KmoWyxoTbqIn70Q)
今回は「毒親育ちは幸せになりたければ、自分で選ぶ癖をつける」についてお話ししたいと思います。
なぜ他人の意見ばかり優先すると不幸になるの?
なぜ他人の意見ばかりを優先すると不幸になるのでしょうか?
それは他人の意見ばかりを優先してしまうと、
「自分が本当にやりたいことや自分の本当の気持ちに気づけなくなってしまうから」なんです。
あれがやりたいな!これがやりたいな!
本来であればやりたいことがすぐ気づくことができる。
しかし、他人の意見ばかり優先して自分にウソをついて生きていると…
⬇︎
…ってあれ?自分の本当にやりたいことってなんだっけ?
⬇︎
自分にウソをついた気持ちが本物になってしまい(ウソが本当になる)、
自分が本当にやりたいことや自分の本当の気持ちに気づけなくなってしまう…。
本来はやりたいこと、自分の本当の気持ちがあったはずなのに、
「自分さえ我慢すればそれで丸く収まるんだから…😣」と日常的に自分の気持ちを抑え、
自分の気持ちに耳を傾けることを忘れてしまったから毒親から離れても幸せになれないし、幸せを感じることができなくなっているんです。
わかりやすく例えるなら、
「人生の方位磁針」を失っているようなもの。
本当は行きたい場所があるんだけど、方位磁針が壊れているばっかりに目的地がわからず、ずっと人生という名の海をさまよっている状態なんです。
これではいくら頑張っても、いつまで経っても目指している場所にたどり着くことはありません。
だから、毒親を離れた後でも「なんだか幸せになったような気がしない…😞」そう感じるわけです。
日常的に自分の気持ち・意見を無視したから本当の気持ちに気づけなくなる
自分が本当にやりたいことや自分の本当の気持ちに気づけなくなってしまう原因として、
「日常的に自分の気持ちや意見を無視する」これが原因だったりします。
たとえば、
今日は残業まかせてでいいよね!
え、あ、はい。(本当はすぐ帰りたい。でも変なこと言って嫌われたくないし…)
こんな風に本当は自分の気持ち・意見があるのにかかわらず、
それを無視してずっと他人に合わせるという行為を続けてしまうと「これがやりたい!今日はこれがしたい!」という気持ちさえ抑えてしまい、
自分は一体なんのために生きているのか?さえ、わからなくなってしまうのです。
えぇ〜そんな大げさな…
と思っている人もいるかもしれませんが…
日常的に続けていくと、どんなことでも癖になって体に染み付いてしまうものなんです。
それこそ、わかりやすい例として挙げるなら、
- 寝る前にダメだと思っているのにスマホを触ってしまう。
- ダメだとわかっているのに舌打ちをしてしまう。
- ダメなのにニキビを触ってしまう、潰してしまう。
などなど…
これらの行為と似たようなもので、
「日常的に自分の気持ちや意見を無視する」も何十回、何百回も繰り返すうちに、ダメだとわかっているのに無意識に行うようになってしまうのです。
他人を優先する生き方の原因は毒親にある
「なぜ毒親育ちはそんな生き方(他人を優先する生き方)をするようになったのか?」
いわなくてもわかると思いますが、その原因は「毒親」です。
長い間毒親の要望通り生きてきため、
「自分のやりたいこと・気持ち」より、「親がやってほしいこと・気持ち」を優先してしまい、
それがもう生活の一部・習慣として体に染み付いてしまっているんです。
自分はとしては嫌だけど、父や母が喜んでくれそうだから、これを選ぼう。「自分の意思<親の意思」
毒親育ちは自分のことよりも親優先(他者優先)で生きてきたから、
”他人を優先して自分は二の次の状態”が自分の中では当たり前、もはや習慣となってしまっているばかりに自分で選ぶことができなくなってしまっている状態なのです。
毒親育ちというのは「やりたいことがない…」というわけではない。
毒親育ちというのは「やりたいことがない…。」というわけでないないんです。
あくまでも、”選びたくても選べない状態”なんです。
毒親に自分のやりたいこと、自分の気持ちに気づく機会を奪われた、練習をさせてもらえなかったばっかりに、
本当にやりたいことがわからなくなってしまっている状態です。
だからそれを今から元の状態にもどしてあげる必要があります。
「生き方を選びたくても選べない状態」から「生き方を自分が選んでを決めていける状態」へと、
これからを幸せに生きていくために、その状態に戻していくのです。
では具体的にどうやって「生き方を自分が選んで決めていける状態」に戻していけばいいのでしょうか?
次に具体的な方法を紹介しようと思います。
毒親育ちが自分で生き方を選んで決められるようになるには?
毒親育ちが自分で生き方を選んで決められるようにするにはどうすればいいのでしょうか?
そうなるためには、手始めとして「自分で選ぶ習慣をつける」と「それなりの自信」が必要です。
その両方を身につけることができる具体的な方法を紹介しようと思います。
自分で選ぶトレーニング①小さいことから自分で選ぶクセをつける
どんなに小さいこと・ささいなことでいいので、日常的に自分の気持ちを優先的に選ぶようにしましょう。
それこそなんだっていいです。
たとえば、
- 休日に「今日は甘いもの食べたい気分だから近くでコンビニでアイスとかお菓子買ってこよう。」とか。
- 仕事帰りに「今日は気分転換で、こっちの道で仕事帰ってみよう。」とか。
- 久しぶりに「遠くに外出・旅行してみようかな。」とか。
とりあえず、自分がこうしたい!と思ったことを可能な限り、素直に行動に移してみましょう。
自分でこうしたい!と思う気持ちを少しずつ、こたえてあげるんです。
そうすることで自分の気持ちに少しずつ気づく練習させ、自分を優先していいんだ!という気持ちを育てていきます。
そして、ここで重要なのが、自分の気持ちを最優先にすること。
「なんか途中でやめたいな。」と思ったら、やめていいですし、
「ほかのことをやりたいな。」と思ったら、他のことやってみる。
変に我慢する必要はありません。その時、自分がこうしたい!という気持ちを最優先にしてあげることが大切です。
自分で選ぶトレーニング②小さなことでいいので成功体験を積む
「自分で選ぶ」という行為は、自分に自信がある人ができます。
今まで成功体験がない、そういった経験がない毒親育ちには、自信がつかないかぎりは「自分選ぶ」という行為は簡単にできません。
だから毒親育ちの場合はそういった成功体験を小さなことでいいので積ませることが大事です。
たとえば、
ダイエットがしたいと思ったらなら、最初から「今月は何キロ痩せる!」とかではなく、
「毎日寝る前に腹筋・腕立てを10回ずつやる」とかにしてみましょう。
いきなり大きな目標を立てるのではなく、自分が毎日続けられる程度の小さな目標にするのです。
大きな目標を設定するとそれだけ大きな成果を得やすいですが、
大きな目標にするとわざわざ計画を立てる必要があったり、かなりの無理をしないといけなかったりして挫折・失敗しやすいので、
最初から大きな目標を立てずに小さい目標を毎日コツコツ、少しずつ達成していきましょう。
それだけでかなり自信がつくと思います。
毎日少しずつだけど続けられている!私頑張っている!
さきほどはダイエットをたとえにしましたが、それだけでは分かりにくいと思うので、
わかりやすい例として私が実際に行って自信がついた方法を紹介したいと思います。
- 起きた時に毎回布団を整える
- 洗い物は次の日に残さず、その日のうちにやる
- 晴れた日には極力洗濯物をする
え?こんなことでいいの?
と思われる方もいると思いますが、
実際こんなことでいいのです。
なんなら毎日続けられるなら、もっと何気ないことでいいのです。(私は基本面倒臭がりなのでこれぐらい簡単な目標にしてみました笑)
何気ないことでも毎日意識して取り組んでいると、自信が少しずつついてくるので、自信をつける方法としてはオススメの方法です。
自分で選ぶトレーニング③行きたくないお誘いは全部断る
会社の飲み会のお誘いやあまり仲良くない友人・知人の遊びのお誘いなど、正直いきたくないお誘いありますよね。
そういったいきたくないお誘いは「自分が選ぶ」ことがある程度できるまでは全部断りましょう。
「Yesか、Noか?🤔」迷う必要ありません。
全部「NO!」それを言うだけ大丈夫です。
まずは自分で選ぶトレーニングを最優先して、自分の時間を確保することが大切です。
お誘いを受けてもいいのですが、それではいつまで経っても他人に振り回されたり、他人のために時間を使ってしまい、結局最後は自分だけ疲れたり、損をした気分になってしまいます。
そうならないようにするためにも、まずは自分のための時間を確保するようにしましょう。
お誘いを受けるのは自分で選べるようになる、ある程度自分に自信がついてからがオススメしたいです。
今回の一言まとめポイント💡
「自分で生き方を選ぶ」
これは自分の幸せのためにも、他人の幸せのためにも重要なことです。
なぜなら、そのまま他人任せを続けてしまうと、自分も他人も知らずしらずのうちにどんどんと不幸になってしまうから。
たとえば、一緒のお店が味が合わなくても美味しいと言わないといけなかったり、行きたくないデート場所だったのに行ってしまうと無理に楽しいと言わないといけなかったり…
楽しいはずの時間がなぜか楽しくなるどころか、苦痛を感じる時間になる。
親密であればあるほど両者ともに不幸になってしまいます。
これほど悲しい行き違いはありません。
ですから、自分のため、他人のためにも自分で選ぶクセをつけたほうがいいのです。
毒親育ちは他人に選んでもらう・選ばされるより、自分で選ぶクセをつけることで幸せな人生を歩めるようになります。
長い時間の間培われてきたものなので、「他人任せ」の習慣を直すのも長い時間は必要です。
しかし、幸せになることを諦めなければ、少しずつでも自分で選べるように改善していくはずです。
焦らずゆっくり自分と向き合っていきましょう。
ここまでお読みいただきありがとうございました。
一刻も早く毒親から解放されて幸せな人生を生きましょう!それでは!