どうも!サトウです😆
今回は新たな試みとして「アニメや漫画でわかる心理学」を紹介したいと思います!
有名な心理効果だと「吊り橋効果」なんていうのもあるよね?そんな感じのやつ?
そう!実は「心理学を使った〇〇効果」って知らないだけですごく身近で使われているんだよ!
例えば、スーパー、広告、テレビ、アニメなど。例をあげるとキリがないくらい、ひっそりと使われているね!
へぇ〜じゃあ知らないうちに、僕たちって心理効果の影響を受けてるってこと?
そう考えるとなんか怖いな・・・
そんなことないよ!
誰しも心理効果を“よく知らない”から怖いだけで、
逆に“心理効果をよく知っていれば”自分で恋愛や仕事でも活用することもできるし、もし使われても「これは〇〇効果だ!」って気づいて対処できるようになるんだよ!
なに?恋愛や仕事にも?
よし!じゃあ今からでも「心理学を使った〇〇効果」の勉強だ!
あくまでも自分に活かしたり、騙されないためだからね!
悪用厳禁!
今回は「私たちが知らないけど、実は身近にある心理効果」をわかりやすく、さらに簡単に覚えてもらいたいと考え、
私たちに馴染みのあるアニメや漫画のワンシーンを使った心理効果解説をしていきたいと思います!
そもそも心理学、心理効果とは?
「心理効果」とはなんなのか?
それを知るためには、まず「心理学」を理解する必要があります。
心理学は心の科学 心理学とは、人間の感情や行動のメカニズムを科学的に研究する学問です。引用:リーダのメモ帳より
なんかイメージと違うな〜
心理学って相手操ったり、心が読めるようにならないの?
心理学とは心の謎を解き明かすための学問であって、
「相手を思いのままに操る」「心を見通す」ことができるわけではないんだ!
次は「心理効果」について、
心理効果(しんりこうか)とは、心理がもたらす、様々な実際的・具体的な効果・影響のこと。引用:Wikipediaより
わかりやすくいうと、
心理学で発見した「人間の心の仕組み」を利用して、これからする行動や感情(気持ち)に影響を与えることができるもの。
つまり、
ある一定の行動に促したり、特定の感情に誘導することができるってこと?
それ・・すごくない?
そう!でもあくまでも“その傾向がある”って話で、
“必ずしもそうなる”とは限らないんだよ!
使い方によっては相手を傷つけたり、自分も傷つく危険があるから注意してね。
「ザ・ファブル」で心理効果解説!
まずはこちらのワンシーン
(C)南 勝久 ザ・ファブル
泊まり込みをしたい!と社長を説得するこのワンシーン
浅見の泣き出しシーンからもう面白いですよね!笑
個人的には「ザ・ファブル」の登場人物で浅見が一番大好きです😂
普通なら断われてしまうのはあたり前な場面ですが、
なんと説得が成功してしまいます!
実はこの成功の裏には、いくつもの説得の心理効果が使われているのです。
いきなりですが、ここで質問です!
この描写だけでもいくつの心理効果が使われているでしょうか?
答えは↓へ!
答えは3つです!
①アンダードッグ効果
②ウィンザー効果
③返報性の原理
では一つずつ解説していきたいと思います。
①アンダードッグ効果
※浅見が泣き出すシーン
人間は困っている人をみると助けたくなる心理効果のことです。
ここでは浅見が泣き出し、どれだけ自分が困っているかを演出しています。
わかりやすい例ですと、テレビなどで高校サッカーや野球の試合をなんとくなく観ていると、一方的に負けているチームに対して、そのチームを応援したくなりませんか?
それが「アンダードッグ効果」です。
弱い立場や不利な状況の人を応援したくなる心理を指します。 「判官びいき効果」「負け犬効果」とも呼ばれています。
②ウィンザー効果
※佐藤が浅見の家庭(嘘)について説明するシーン
当事者本人からの意見ではなく、第三者(家族、友人、知人など)からの意見だと信憑性が増し、受け入れやすくなるという心理効果のことです。
ここでは浅見のかわりに、社長が信頼している佐藤が話すことで信憑性が増しています。
わかりやすい例ですと、amazonや楽天のレビューコメントがそれにあたります。
いくら良い商品でもamazonや楽天から「これ本当にお買い得です!」といわれるとつい疑ってしまいますよね?そこで、第三者(購入者)からオススメしてもらうのです。そうすると同じことをいったとしても「買っている人がそういっているなら違いない!買ってみよう!」となるのです。
これが「ウィンザー効果」です
「☆5がついているし、評判が良さそうだから買った」という人は意外と多いのではないでしょうか?
③返報性の原理
※浅見が社長にお酒を渡すシーン
他人から何かをもらったとき「お返しをしないと気が済まない」と感じる心理効果のことです。
ここでは浅見が社長にお酒をあげることで、社長もなにかお返しをしないといけないと感じさせています。
わかりやすい例ですと、スーパーの試食コーナーです。
スーパーの試食コーナーではよく店員さんから「これ!美味しいよ!」と試食を渡されると「なにかお返ししなきゃ」と思ったことはありませんか?
それが「返報性の原理」です。
「無料で食べさせてもらったからには、なにかお返しをしないといけない」と思わせることで、商品を買ってもらうように促しているのです。
まとめ
(C)南 勝久 ザ・ファブル
今回は「説得の心理効果について」解説してみました!
物語自体を楽しむのもいいですが、こういった何気ないワンシーンをただ見ているよりも、「心理効果ってどんな風に使われているんだろ?」という視点で漫画を見てみるとより面白いですよね。
これからもこういったアニメや漫画のワンシーンを通して皆さんにわかりやすいよう解説していき、同時に面白いアニメや漫画を紹介できたらいいなと思います。
それでは!