申請するだけでタダでお金が貰える!?子育てしている方必見!4つの手当てリストについて

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日本の制度(節約・給付)

こんな人におすすめの記事

・これから子育てをする
・現在進行形で子育てをしている
・出産したばかり、妊娠している

教育費、食費、医療費、衣服費、生活用品費、行事費、

子どものための預貯金・保険、お小遣い、etc・・・

後はえーっと、えーっと、もう多すぎる!

「いくらあっても足りない」何かと子育てはお金が掛かると思います。
教育費、食費、衣服費、、数をあげたらきりがないですよね。
しかし、それを援助してくれる制度が日本にあるのは知っていますか?
知ってると知ってないだけで大きく損をしてしまうんです。

どうも、黒糖です。今回は子育てしている方必見!4つの手当てリストについて話そうと思います。

そもそもいくらぐらいかかるのか?

「インターネットによる子育て費用に関する調査」によると
0歳〜15歳まで(中学生まで)の年間に必要となる子育て費用をすべて足すと
総額約1900万円(総額1899万5250円)掛かるそうです。

なかなかすごい金額ですよね、家が一軒立ててしまいます。義務教育でこれだけ掛かるって衝撃的ですよね。
ちなみこの調査結果は大半が公立なので、私立の場合はもっと高くなります。

高校でかかる学費については「子どもの学習費調査」を参考にすると
公立高校(全日制)は平均で137万2072円
私立高校(全日制)は平均で290万4230円
で公立と私立とでは2倍もの差があり、

0歳〜15歳までの子育て費用と合わせると
単純計算で
公立は2036万7322円
私立だと2189万9480円

これは学費だけなので食費や医療費を含めていないのでもっと高くなる計算になります。

これだけの経済的負担が増えるのに申請するだけでお金がもらえる制度を利用しないのはもったいないですよね。
それでは4つの制度について紹介しようと思います。

https://www8.cao.go.jp/shoushi/shoushika/research/cyousa21/net_hiyo/mokuji_pdf.html
出典元:平成21年度インターネットによる子育て費用に関する調査 全体版(PDF)

https://www.mext.go.jp/content/20191212-mxt_chousa01-000003123_03.pdf
出典元:文部科学省「子どもの学習費調査」平成30年(2018年)度

児童手当

子育て世帯であれば誰でも受けられる手当のことです。

対象

中学校卒業まで(15歳の誕生日後の最初の3月31日まで)の児童を養育している方

支給額

3歳未満       一律15,000円
3歳以上小学校修了前 10,000円(第3子以降は15,000円)
中学生        一律10,000円

※所得制限あり。所得制限限度額以上の場合は一律5,000円。
詳しくは「内閣府・児童手当制度のご案内」へこちらへどうぞ。

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支給期間

原則として、毎年6月、10月、2月にそれぞれの前月分までの手当を支給します
例としてあげると6月の支給日には、2~5月分の手当を支給します。

申請方法

出産したり、他の市区町村から転入したときは、現住所の市区町村の役所に「認定請求書」を提出することが必要です。
認定されれば翌月から受け取れるようなので、すぐに手続きをしましょう。
申請しなければ遅れた分の支給額は受け取れないので注意です。

出産日や転入した日(異動日)が月末に近い場合は、
申請日が翌月になっても異動日の翌日から15日以内であれば、申請月分から支給されるそうなので
とにかく15日以内に申請をすると覚えておくといいと思います。

再支給

6ヶ月に1回現況届の提出をしなければいけません。しなければ受け取れなくなるので注意してください。
※現況届けとは?
育児をちゃんと行なっているか?経済的支援を行えているか?等の要件を満たしているか確認するためのもの

届出が必要になる場合

・児童を養育しなくなったことなどにより、支給対象となる児童がいなくなったとき

・同じ市区町村の中で住所が変わったとき、または養育している児童の住所が変わったとき

・受給者の方または養育している児童の名前が変わったとき

・国内で児童を養育している者として、海外に住んでいる父母から「父母指定者」の指定を受けるとき

寄付

経済的余裕のある方は児童手当等の全部または一部の支給を受けずに、これをお住まいの市区町村に寄付できるそうです。
関心がある場合は市町村へと相談してみてください。

医療費助成制度

都道府県や市町村などの各地方自治体が行なっている制度で、
対象となる方に対して、病院で受診をする際に自己負担額を全額補助もしくは一部を補助してくれるものです。

対象

各地方自治体によって違いますが、小学校もしくは中学校卒業程度まで。

支給額

各地方自治体によって違いますが、自己負担額を全額補助もしくは一部補助。

例として東京都の場合はこちらを参考にしてみてください。「東京都医療費助成制度」

東京都医療費助成制度|自立支援医療(精神通院医療)|東京都福祉局
東京都福祉局の東京都医療費助成制度(自立支援医療(精神通院医療))のページです。

どうやら各地方自治体によって対象・支給額が変わるようです。
ややこしいように見えますが、申請すればかなりの負担軽減になるので自分の住んでいる地方自治体へ確認してみましょう!

出産育児一時金

健康保険から妊娠や出産している方に対して、必要な費用を支給してくれる制度です。

対象

健康保険へと加入している被保険者または家族(被扶養者)が妊娠4か月(85日)以上で出産をしている方。
また 死産、早産、流産、人工妊娠中絶(経済的理由によるものも含む)も支給対象に含まれます。

支給額

1児につき42万円が支給されます。

以下2つ場合は40.4万円が支給されます。
・産科医療補償制度に加入していない医療機関等での出産
※産科医療補償制度とは?
分娩に関連して発症した重度脳性麻痺の子どもとその家族の経済的負担を補償してくれる制度です。
・妊娠22週未満の出産、死産等の場合

支給方法

直接支払制度・受取代理制度2つの受け取り方法があります。

直接支払制度とは?
出産の際の費用を出産育児一時金を健康保険から医療機関等に対して直接支払う制度のことです
これによりまとまったお金を用意する必要がなくなります。

受取代理制度とは?
受け取る本人の代理として医療機関等が代理人として受け取るいうもの。これにより直接支払制度を導入していない小規模な医療機関等で出産した場合でも出産費用と出産育児一時金との差額だけを医療機関等に支払うことができる制度です。

ちなみに出産した際に42万円を超えなかった場合は支払った分の差額分を健康保険から支給されます。

支給期間

医療機関等からの請求後に支給となるので、出産後2・3ヵ月後になります。

申請方法

申請書に必要事項を記入して、出産翌日から2年以内に申請します。
急ぐ必要はありませんが早めに提出するといいと思います。

具体的な手続方法は加入している健康保険によって異なるため、
被保険者や被扶養者の場合は加入している健康保険組合(協会けんぽ、共済組合など)へ相談
国民健康保険に加入している場合は各市区町村へ相談してみましょう。

例として協会けんぽの場合はこちらを参考にしてみてください。
全国健康保険協会 協会けんぽ 出産育児一時金について

子どもが生まれたとき | こんな時に健保 | 全国健康保険協会

出産手当金

会社員や公務員として働いていた人が、勤務先の健康保険から受け取れるお金です。

対象

・勤務先の健康保健に加入していている会社員や公務員の方

・妊娠4カ月以降の出産などであること

・出産のために休業していること

支給額

出産の日以前42日(双子などは98日)〜出産の翌日以後56日目の間、会社を休んだ期間分です。
出産した日が出産予定日よりもずれた場合は、ずれた分支給される額も増えていきます。

1日あたりの支給額は
支給開始日の以前12カ月間の各標準報酬月額を平均した額÷30日×(2/3)」です。
標準報酬月額によって決まります。自分でも計算できますが、面倒ですし、間違えてしまうといけないので加入している健康保険へと確認してみましょう。

※標準報酬月額とは?
給与などの金額に応じて、健康保険や厚生年金保険が定めている金額のこと。

申請方法

出産手当金の申請期限は、産休開始日の翌日から2年以内ですので急ぐ必要はありませんが
早めに出さないと忘れてしまうので早めに申請しましょう。

以下の手順で行なっていきます。

①まずは出産手当金を利用したいことを職場に伝える。
上司や総務部、人事部に相談するとスムーズだと思います。

②健康保険から「健康保険出産手当金支給申請書」を取り寄せる。
場合によっては総務部・人事部などが代理で申請してくれるとこもあるみたいです。

③必要書類を確認・準備しておく
加入している健康保険によって違うので詳しくは職場や健康保険に確認してみてください。
必要書類
・健康保険出産手当金支給申請書(病院・医院と事業主に必要事項を記入してもらう)
・健康保険証(写し)

④出産後に必要書類を提出する
必要書類がそろったら、まとめて勤務先(もしくは健康保険)に提出しましょう。

支給期間

受給できるのは、出産手当金の申請が受理されてから約1〜2カ月後に、健康保険から支給されます。

例として協会けんぽの場合はこちらを参考にしてみてください。
全国健康保険協会 協会けんぽ 出産に関する給付について

出産に関する給付 | こんな時に健保 | 全国健康保険協会

まとめ

出産したと思ったら家事と育児の毎日。いつもお疲れさまです。
今回はそんな方に少しでも役に立てればと思い、作ってみました。

経済的余裕ができれば、子どもが生まれても新しいことに挑戦する余裕も生まれてきたり、
家族の時間を増やしてみたりと、いいことづくめなのでぜひこの制度を活用してみてくださいね。

少しでもお役に立てたら嬉しいです!それではまた!

※注意 
こちらは噛み砕いて説明しているので実際に手続きする場合は各ホームページで確認して下さい。できるだけ正確な情報を記載できるようしていますが、記載している内容と違う場合は申し訳ございません。人間ですので許してください(T O T)スミマセン