アニメや漫画でわかる心理学!彼女、お借りしますで解説!恋愛の心理効果

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サトウくん
サトウくん

どうも、サトウです!😆
アニメや漫画でわかる心理学!

恋愛で使える心理効果についてお話ししたいと思います。

今回も「私たちが知らないけど、実は身近にある心理効果」をわかりやすく、さらに簡単に覚えてもらいたいと考え、

私たちに馴染みのあるアニメや漫画のワンシーンを使った心理効果解説をしていきたいと思います!

そもそも心理効果とは?

まずは「心理効果」というのを簡単に紹介したいと思います。

心理効果(しんりこうかとは、心理がもたらす、様々な実際的・具体的な効果・影響のこと。引用:Wikipediaより

わかりやすくいうと、

心理学で発見した「人間の心の仕組み」を利用して、これからする行動や感情(気持ち)に影響を与えることができるもの。

つまり・・・

相手をある一定の行動(説得をしたり、信頼してもらう)や特定の感情(好意を持ってもらいやすくなる)になるよう誘導できるということ!

相手を操れるってこと?

それ・・すごくない?

サトウくん
サトウくん

そう!それだけ強力な効果も期待できるよ!
だけど、その効果は絶対ではないし、なにより相手を100%操るなんて無理!
場合によっては逆効果になることもあるよ!

心理効果はあくまでも自分に活かしたり、騙されないためもの!

誰かを騙したり、相手を傷つける行為はNG!悪用厳禁!

「相手をコントロールできる?そもそも心理学とは?」より詳しくはこちらで解説しています!

彼女、お借りしますで解説!

〜簡単なあらすじ〜

初めてできた彼女・七海麻美(ななうみ まみ)から、交際1ヶ月でフラれてしまった木ノ下和也(きのした かずや)。その寂しさを紛らわせるために、レンタル彼女サービスに申し込みます。

レンカノを初めて利用して、現れたのは水原千鶴(みずはら ちずる)。容姿も言動も完璧な美少女でした。
喫茶店でのデートに浮かれる和也でしたが、後でネットを見て、千鶴の対応がマニュアル通りで、特別な扱いをしてくれたわけではなかったと落胆。

落胆した和也は、2回目のデートで千鶴に対して「こんなことして虚しくならない?」などと嫌味を連呼。
千鶴も耐えきれずに怒り出し、口論に。

そんな中、和也の祖母が病気で倒れてしまったと連絡が・・。

レンカノの契約時間内だったため、和也は千鶴を連れて祖母の見舞いに行きます。

そして、祖母に千鶴を「彼女だ」と紹介。偶然にも病院内には千鶴の祖母もいたため、誤解が広がります。
その場では話を合わせてくれた千鶴ですが、「2度と申し込んでこないで!」と和也を拒絶するのでした。

しかし和也と千鶴は偶然にも同じ大学で、アパートの部屋も隣同士だったと発覚し、そこから奇妙な関係に発展。

さらに、別れたはずの麻美が思わせぶりな態度で和也を誘ってきて・・。

というのが、簡単なあらすじとなります。
気になる方は簡単にアニメ1話で見れるのでぜひ見てみてください!

解説へ

まずはこちらのワンシーンからご覧下さい!

 

(C)宮島礼吏   彼女、お借りします より

「え?こんな短いシーンになにか心理効果と関係あるの?」

実はこんな短いワンシーンの中で、恋愛で使える心理効果が働いているんです。

皆さんはわかりましたか?

 

サトウくん
サトウくん

ここで質問です!
この描写だけでもいくつの心理効果が働いているでしょうか?

 

 

 

答えは↓へ!

 

 

 

答えは4つです!

答え  
①初頭効果
②ポッサードの法則
③単純接触効果/ザイオンス効果
④スリーパー効果
①初頭効果
※木ノ下和也と水原千鶴が出会ったシーン

第一印象で相手がどのような人物か評価が決まるといった心理効果のことです。

ここでは和也が初めてレンタル彼女を利用し、千鶴の美貌、健気で可憐な雰囲気、まさに理想な彼女としての完璧な対応に和也は千鶴に一目惚れしてしまいます。

わかりやすい例えですと
初めて会った相手が態度や雰囲気が柔らかかったりすると
☺️「この人は優しい人間なんだ」と判断し、次から会う時も良い印象が残り続けます。

その反面、初めて会った相手が態度や雰囲気が悪かったりすると
😠「この人は冷たい人間なんだ」と判断し、その後も悪い印象が残ってしまいます。

初めて会った時の印象が残り続けてしまう。それが「初頭効果」です。

よく「人は見かけ判断してはいけない」といいますが、
実は人は見かけで判断しているのです。

身だしなみや表情、声、態度、言動などから
わずか6〜7秒ほどで判断されてしまうので特に初めて会う相手には気をつけたいですね。

しかし、「第一印象がすべて」というわけではなく、「親近効果」(一番最後に残った印象が記憶に残りやすい心理効果)で第一印象をひっくり返すことができる場合もあります。
あまりにも第一印象が強すぎるとこの効果は効き目がうすいので、第一印象が良いことに越したことはないと思います。

②ポッサードの効果
※木ノ下和也と水原千鶴がお隣同士だったと発覚したシーン

物理的な距離が近いほど、心理的な距離も近くなるという心理効果のことです。

ここでは和也と千鶴が同じアパートでしかも、お隣同士と発覚したことで2人は距離が近いこともあり、頻繁に会うようになります。そして、結果的にお互いの関係が親密になっていくことになります。

わかりやすい例えですと
学校や職場での恋愛がそれにあたります。

距離が近いことで自然と会う機会も増え、お互いのことを知りやすいですし、いざ会おうとなった時は近いほうが会いやすいですし、会うハードルが低くくもなります。
なぜ学校や職場での恋愛が多いのかというこの「ポッサードの法則」が働いているからなのです。

遠距離恋愛が破局しやすいのはこのポッサードの法則が関係しているともいわれており、「距離が近い」それだけでも恋愛する上で重要なものになっていると思われます。あくまでもその傾向があるというだけですが、遠距離恋愛を経験した方ならその難しさをよく知っていると思います。

遠距離恋愛する場合は
・SNSや電話などでこまめに連絡する。
・自分の気持ちを素直に伝える。
・記念日は大切にする など。

「物理的な距離」が遠くても「心理的な距離」を埋めることで、お互い気持ちのすれ違いを防ぐことが遠距離恋愛の成功に繋がる秘訣だと思います。

③単純接触効果/ザイオンス効果
※木ノ下和也と水原千鶴がデートしたり、会ったりするシーン

何度も会う機会を増やすことで、警戒心が薄れていき、接する機会が多ければ多いほど、相手に好感を抱きやすくなるという心理効果のことです。

ここでは、なにかとつけて(祖母のことなどで)和也はレンタル彼女として千鶴とデートへ誘ったり、「恋愛相談したい」ということでプライベートでも頻回に会っています。これがきっかけで、だんだんと千鶴は和也に惹かれていきます。

わかりやすい例えですと
学校や職場での恋愛がそれにあたります。
先ほど「ポッサードの法則」での繰り返しになってしまいますが、自然と会う機会も増えるためお互いのことを知りやすいですし、何度も会うことで警戒心がなくなり、親しみをもちやすいのです。

なぜあれほど学校や職場が恋愛の場に発展しやすいのか?
それはポッサードの法則」「単純接触効果/ザイオンス効果」など様々な心理効果があることを考えるとわかりやすいと思います。

「単純接触効/ザイオンス効果」は人にだけでなく、「モノ」や「場所」にも効果があります。例えば、行きつけの店やお気に入り家具などを思い浮かべてみるとわかりやすいと思います。何度も利用していることで自然と愛着が湧いてきて、すっかり気に入ってしまうのです。

ただし、注意が必要なのは、会う回数を増やすことで必ず「好意」が生まれるわけではないということです。
訪問販売が何度も家にきたとしても嬉しくはないですよね。それと同じで、繰り返し会うことでで「嫌悪」も強まる場合もあります。

つまり、「好きな人はより好きになり、嫌いな人はより嫌いになる」ということです。
信頼されたり、
好意をもってもらうには会う回数以外の努力が必要になるということを忘れないようにしましょう。

④スリーパー効果
※七海麻美が自分の部屋で独り言を話すシーン

信用できない情報源から得た情報でも、時間が経つことで情報源への不信感がうすれていき、情報への信頼性が高まっていくという心理効果です。

ここでは麻美が和也に執着している理由として、この「スリーパー効果」も作用しているのではないか?と考えます。

わかりやすい例えですと
一度は告白して、振られてしまったけど時間を置いてからダメ元で告白したら上手くいった!という経験、話しを聞いたことはありませんか?
実はこれも時間を置くことで信用してもらえる「スリーパー効果」が働いているからなんです。

人というのは不思議なことに情報を受け取った時は情報源を重要視していますが、時間に経つにつれ、情報の内容を重要視するようになるのです。

「情報の内容<情報源」
好きです!って告白されたけど、こんな俺があの子付き合う?
本当にあの子は俺のこと好きなのかな?わからないよ・・・。

数ヶ月後・・・

「情報の内容>情報源」
あの子が俺のこと好きっていってたけど、どうやら本当みたい!

 

もう考えるのつらくなってきたし、相手が好きっていってくれてるんだからまさにチャンス!

やった!付き合えるぞ!

なんでこんなことが起きるかというと
脳は時間をかけてものごとを決めるというのが嫌いで、時間が経てば経つほど「嘘か本当か」という信憑性よりも、「感情」で決めてしまいたいという気持ちが強くなるからといわれています。人は信じたいと思う情報を信じるので好意をもってもらえてるなら、なおさらです。

😫「中途半端な状態だとモヤモヤする・・早く白黒つけたい!」
と思う気持ちがいい例だと思います。

また、他にも麻美の不可解な行動には「認知的不協和」(矛盾を抱えた心理状況)も働いていると思われます。
私たちの脳というのは矛盾を嫌うため、このような現象が起こるといわれています。

(矛盾を抱えた状態)
「私なんでこんなことしてるんだろ?はぁ・・」

(正当化した状態)

「いや、待って?もしかして私あの人が好きだから、こんな行動してるんじゃない?」

「きっとそうだ!そうに違いない!もしかして・・・私、恋してる?」

 

😨「なぜ?私はこんなことをしたんだ?」

という不安を解消するため、

🥰
「この人が好きだからこんな行動をした」
「リスクを冒したのだからきっと好きなんだ」

と考えるようになり、
自分の行動を「正当化」する。つまり、「自分の行いは正しい!」と思い込むによって「私は間違えた・・」という不安を感じないようにしているのです。

ですから「認知的不協和」が働いていると考えれば、
「和也くんは好きではないけど、和也くんに対してこんな行動(キスやわざわざ会いにいくなど)しているから、私は和也くんが気になっている?」
自分の行動を「正当化しようとしている」考えれば、麻美の不可解な行動も理解できます。

まとめ


(C)宮島礼吏   彼女、お借りします より

今回は彼女お借りしますで恋愛の心理効果について解説しました!

恋愛で実際に使うとなると工夫が必要だと思いますが、そういった心理効果があるということを知って頂けただけでも恋愛が成功する確率が上がったり、友人の恋愛相談でアドバイスできたりと何かと役に立つ思うので、
良ければ「こんな心理効果があったな」と頭の片隅にでも置いてといてみて下さい。

物語自体をドキドキしながら楽しむのもいいですが、こういった何気ないワンシーンをただ見ているよりも、「心理効果がこんなところで使われている!」という視点でアニメや漫画を見てみるとより面白いですよね。

「彼女お借りします」作品の内容としては
ギャグが少なく、ラブコメでよくある寄り道もほとんどしません。物語もドンドンと進んでいくので「次回が毎回気になる!」というぐらい夢中になれる作品で私のなかではニセコイで並ぶにくらい好きな作品です!

ちなみに私の今回の推しは「七海麻美」通称“まみちゃん”です!
思わせぶりな態度、小悪魔的な部分が嫌いな人も多いようですが私は大好きです!麻美がいなければ、このストーリーは成り立たないぐらい重要人物だと感じます。
「素直になりたいけど、素直になれない・・」麻美はもっと素直になったらいいのに・・毎回思ってます😢

今後も様々な心理効果を紹介しつつ、面白いアニメや漫画も紹介したいと思うのでよろしくお願いします!

それではまた!!

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